- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004314097
感想・レビュー・書評
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百冊とは書いてあるが、百冊強。
本の書評とは「かくあるべき」の、見本を示すような42字×20行から、写真と紹介のスペース17字×5行をのぞいた分が、紹介のキャパシティ。
分類に、著者の書評観。
「ピンポイント歴史学」「学べない生き方」「ヘビーなサイエンス」「シチュエーション別読書法」「ウソのノンフィクション」「タイヘンな本たち」「金と仕事ものづくり」「事実は小説よりも奇なり」「鉄板すぎて紹介しるのも恥ずかしい本」。
若者なら。
理解できるのだろう。この区分タイトル。でも、選書対象はハードで歳よりならずともジャンルが広すぎて、追いつくのがたいへん。
背後に読書と書評のなかま。
定期的に選書と書評のトークの機会があるらしい。そうした議論のなかから生まれた成果でもあるようだ。
自らの読書の領域をはかり、今日的「知の水準」を理解するためには、まずは眼をとおす。そうした、一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
毎度お世話になる成毛氏の推薦本。今回もこの中から20冊くらいは入手してみようと思う。理系のノンフィクションの選択は、非常に参考になる。201310
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面白本100冊・・
本を読むことは、面白さを追求すること・・
読書とはを、考えさせてくれる案内本です。 -
多治見図書館
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ただ面白いから読む、で知る。
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ノンフィクションのブックガイド。
面白そうな本が満載。
早速、いくつか注文した。 -
ノンフィクションの「面白い本」ばかりを紹介した本。
すぐに密林でポチしたい衝動を、ぐっとこらえるのがタイヘンでした。 -
素晴らしいセレクト
既に読んでいた本の全てが素晴らしかった
著者の人間的な部分にはあまり共感できないが、本書は共感できます
また、レビューが面白いので、所有する価値あり -
本書は元マイクロソフト日本法人の社長であり、現在でも複数の事業を運営し、さらに書評サイトHONZの代表としても有名な筆者が太鼓判を押す、選りすぐりの面白本100冊を紹介したものです。唸らせられました。
実をいうと僕が書評を書く際に一番参考にしたのが成毛氏のブログであり文章でございまして、今回本書を読んで、改めてその事実を確認いたしました。現在、成毛氏が主催する書評サイトHONZでは本人を筆頭に日々選りすぐりのレビュアーによるレビュー合戦が繰り広げられていて、その様子が単行本にもなっているのでいまさら僕がここで云々いう必要はないかと思われます。
本書はそんな成毛氏が自身の膨大な同居遍歴の中から100冊を選出してそれら一つ一つに丁寧な書評を添えてまとめられたものです。筆者いわく、ここに紹介されている本をすべて購入すると、大体20万円前後だそうですが、これを高いと思うか、それとも安いと思われるかは、その人しだいでしょう。それにしても、岩波新書というサイズにこれでもかといわんばかりに詰め込まれた情報量には心底驚かされました。
すべてがノンフィクションということで、多種多様な文献が紹介されておりますが、ものすごくゴリゴリな科学書やピンポイントで学ぶ歴史本。といったものから『なぜ人妻はそそるのか?』といった本まで、厳選に厳選を重ねたのだな、ということがページをめくるたびに伝わってきました。その中には僕が読んだものもいくつかあり、たとえば『さいごの色町 飛田』についての考察は自分も考えたことがない角度からのもので、ひとつの本でも読む人によってこんなにちがう読み方があるものか!という思いをいくつもいたしました。
僕はノンフィクションばかりを読むわけではないことと、あまり理系関係の本を読んでこなかったので、科学関係の本に関しては今後の読書人生のために参考にしておきたいな、ということと、本を読むことによって『世界を知る』ということが改めて確認できて、とても有意義な時間をすごさせていただきました。最後に、筆者である成毛氏にはこの場を借りて感謝御礼申し上げます。ありがとうございました。 -
ノンフィクションの100+の本が紹介されている。
読書ガイドとして参考になった。