- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022577863
感想・レビュー・書評
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想像と全然違った。なんか勝手にもっと切ないサラリーマン哀愁的な本かと思ってた。
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浅田次郎は制覇してたつもりだったのに、うっかり読んでなかったもの。
全体的にコミカルな世界観が読んでてすごく楽しかった。
死後の世界がお役所仕事で、死者は長たらしい戒名で呼ばれるなんて笑える〜。ボタンひとつで極楽行きだし。こんな死後の世界ならたしかに怖くないな。
許可を得て違う姿で地上に戻った3人が、それぞれのやり残したことをやりながら生前知らなかった真実を知り、周りの人々の思いを知り・・・
こんなに人望が厚く周りの人々を愛してきた3人だからこそ地上に未練があったのかな。
知子の独白と、蓮が産みの親と再会するシーンでは泣けたー、ほんとに。
お父さんの愛にも感動でした。 -
とても面白かった!
最初は普通に読み進め、本当に普通のそういう物語だと思っていたのですが。
ラストに近くなった辺りでやられます。 -
不覚にも涙を流してしまった。
人情モノです。 -
初版本
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死人が生き返るという設定自体にかなりの無理があるので いい話なのに感情移入が出来ず。
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これって映画化されていたような?
百貨店の婦人服飾部に勤める椿山課長が過労により
あっさり逝ってしまうところから話は始まる。
突然死んでしまったのでもちろんやり残した事もあ
り、現世に戻してもらうことになるのだが…
椿山課長以外にも現世に戻ることが許された人々合
わせて3人の物語が交錯するはなし。
私は今死んで悔いが残らないだろうか?惜しまれる
だろうか?考えさせられた。
最後ほろりときた。 -
文句のつけようがない名作だけど、どう考えても映画は黒歴史。
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激務がたたり脳溢血で突然死したデパートの中年課長が、たった7日間の期限つきで現世に舞い戻ってくる。ただし、みずからの正体を明かすことは許されず、39歳の独身美女の姿を借りているため、行く先々で珍騒動が巻き起こる。家族に、仕事に、やり残したことをやり遂げ、主人公は無事成仏できるのか。行動をともにするやくざの組長と小学生のストーリーをからめつつ描かれる、ハートウォーミングな「死者の自分探し」の物語である。
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映画を先に見てしまったので、早く本が読みたかったのです。やっと読めた…!
嗚呼、何故あの人がこわいことになるの…!(涙)