世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312210

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  • 著者の戸塚隆将氏は、新卒でゴールドマン・サックスに入社し、ハーバード・ビジネス・スクールに私費留学して、MBAの資格を取得、ハーバード卒業後はマッキンゼーに入社し、その後独立したという経歴の持ち主で、いわゆるエリートといって申し分ないだろう。本書は、著者が、著者自身のゴールドマン、マッキンゼー、ハーバードでのキャリアを振り返り、共通する基本の考え方、価値観、仕事の流儀を思い起こして、解説するものである。
    ゴールドマンとマッキンゼーにおける元上司・同僚、ハーバードのクラスメート達には、明らかな共通点があり、そのエッセンスを一言でいえば、「基本に徹する」ということだという。その「基本」について、①人との「つながり」を大切にする、②「自分磨き」を一生継続する、③「日々の成果出し」に強くこだわる、④「世界的な視野」を常に意識する、という大きく4つのポイントに整理し、これら4つのポイントを具体的に48の「基本」として、なるべく多くのエピソードを交えながら紹介している。
    基本的に、参考になる又は共感できることが多かったが、それほど目新しい指摘はなかったように感じた。まら、「朝一にメールはチェックしない」という指摘と「メールの返信スピード=あなたの評価」という指摘など、内容に矛盾する点もあるように思った。

  • 途中で断念…

  • <本から>
    ゴールドマン、マッキンゼー、ハーバードに共通する「基本」とは、大きく分けて4つのポイントに整理できます。

    ① 人との「つながり」を大切にする
    ② 「自分磨き」を一生継続する
    ③ 「日々の成果出し」に強くこだわる
    ④ 「世界的な視野」を常に意識する

    サンキューが9割に対して、エクスキューズミーが1割。9対1のルールを心がけています。

    読んだら3倍考える、マッキンゼー流読書術

    マッキンゼーのコンサルタントは「”So what?”を5回繰り返せと言われます。

    2週間に1度は靴を手入れする。

    3秒で開ける場所に常にノートを置いておく。

    引き受けた仕事は5分間限定ですぐやる。

    ホウレンソウの基本は、上司に聞かれる前にすることです。

    会議で発言しないのは「欠席」と同じ。

    What if? を活用する。

    自分の中で「逃げた」経験を作らない。

  • ◆トップエリートが実践する4つの基本
    基本に徹する

    1. 人とのつながりを大切にする

    2. 自分磨きを一生継続する

    3. 日々の成果だしに強くこだわる

    4. 世界的な視野を常に意識する

    ◆人とのつながりに投資する
    03 学生一人ひとりの名前を覚える氏ハーバード大の教授
    →人間関係は名前を覚えることから

    相手の名前を覚える3つのこつ
    1 口に出す
    2 名前を呼んで質問
    3 別れの際にも名前を呼ぶ

    ◆自分の内面と外見を磨く
    11 読んだら3倍考えるマッキンゼー流読書術
    12 新聞は世間の反応を考えながら読む

    14ネットでカンニングせず自分の頭で答えを出す
    ・「空→雨→傘」で脳に汗をかく

    空に雲が広がってきた→だから何が言えるのか

    雨が降るかもしれない→だから何が言えるのか

    傘を持って出かけよう

    16 ポイントは3つで思考の瞬発力を鍛える
    1 論理力
    2 時間管理力
    3 コミュニケーション力

    20 2週間に一度靴の手入れをする

    ◆決定的なコミュニケーションで成果を出す
    28 仕事を頼まれたらその場で完成イメージを共有

    ◆利益を生む資料と会議で貢献する
    35 作った資料は自分の商品だと心得る

    ◆世界に打って出るキャリアを高める
    46 今より一つ上のポジションを意識して仕事をする
    48 自分ノートを肌身離さず目標管理する

  • 1章 
    人とのつながり

    利害関係を超えた何かのつながりを信じることで
    結果として人間関係は発展する

    ハーバード大学の学生は
    人との時間に投資することを重要視
    (パーティーをよくする)

    自己紹介の時には
    相手の名前を口に出し
    自分の口と耳で必ず確認
    覚えることは他人はうれしい

    初対面の人には出身はどこですか
    観光するところどんな所か聞く

    先輩上司を慕う
    会社では言いにくいことを
    飲み会で関係を深めて本音を語る

    全く仕事に関係のない人こそピンときたら即会う


    2章
    自分の内面と外見を磨く

    アフターユー精神
    お先にどうぞ

    心に余裕をもつ意識
    すみませんよりありがとう

    読書術
    読んだらその3倍考える

    章ごとに用紙をまとめてメッセージを集約

    新聞を2紙読むことによって人々の意見を反応を見れる

    考えるプロセス
    WHY SO?(なれはなぜ)を5回は繰り返す

    考えるときはペンと紙
    まず頭に思うことを書く

    見直して論理が通り適切な表現を整理していく
    3つのポイントでまとめる

    健康管理
    身だしなみは清潔感・脱個性

    第3章
    時間に支配されず働く

    10分前には到着基本中の基本
    基本の大切さ
    自分を客観視
    何もできない自分なのに優秀と勘違いしていないか
    自己規律

    30代は週末半日を自己投資に充てる
    読書や語学

  • 新人に読ませたい。

  • 978-4-02-331221-0 205p 2013・12・10 12刷

  • 他者の経験を体現できそうな本。たまに読み返したい。2017年9月3日

  • ・利害を超えた関係
    ・週に一度会社以外の人と会う
    ・相手の名前を言葉に出す
    ・人に会う 同じ人と再度会うときは異なる環境や時間帯を選ぶ
     オン、オフ、二人、多数、cafe
     上司の飲みの誘いは断らない、OFFの話しができる
     しっかりと自分の名前をいう
     すみませんより、ありがとう
    ・正解のない問いへの考察を深める
    ・アフターユーを大切に、心に余裕
    ・アイデアよりも、どれだけ説得できるか(ロジカル)
    ・So What, Why so ?を考える
    ・考える
     - ニュース:こうなったら社会はどう反応するか?
     - 本:なぜ?本当?
    ・健康管理(時間をつくる)
    ・時間を守る
    ・朝の集中力
    ・優先順位
    ・メモ
    ・新しい仕事はまず5分やる
    ・仕事をうけたら7割でいいので報告
    ・Presentationはまず手書き
     1チャートに1イメージ
     細部に注意 て、を、は、に 字体
     テクストだけでも十分な力があるか
    ・論理的かつ堂々とコミュニケーションする
    ・今よりひとつ上のポジションを意識して仕事
    ・逃げない

  • ・タスクをいただいたときは、まずそのタスクを5分着手してみる
    └最初の段階のすり合わせの精度が上がり、漏れが減る。

    ・報連相
    └自身を持って上司の時間に割り込む
    └常に報連相できる準備をしておく
    └結論から話す

    ・確認フェーズ
    └成果物の納品前の最後の確認の時間にとにかく注意を払う。
    └ただでさえ起こりうるミスを事前に知覚する

    ・自分のノートは見返すのと同時に、書くフェーズをとることが必要

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著者プロフィール

シーネクスト・パートナーズ(株)社長

「2019年 『1%の違い 世界のエリートが大事にする「基本の先」には何があるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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