ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955054

感想・レビュー・書評

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  •  映画になったときに読んだ記憶がある。先の読めない展開でわくわくしたものだ。
     しかし、前作の天使と悪魔を読んだあとだと、若干地味に感じてしまう。タイトルこそはダヴィンチコードと、あのメジャーなダヴィンチとルーヴル美術館と華やかなんだけど、うん、いや、このヒロインが微妙。むかしの洋画の騒ぐ割に役に立たない系ヒロインすぎないか? やたら彼女が不憫。
     この題材で、このヒロインの扱いは意図したものなのだろうか? いやそうなんだろうけど、だとしたらずいぶんな皮肉だなぁと思ってしまう。うーん。

     あと、ラングドン教授、睡眠時間1時間で目を覚ましてからラストまでほぼ休憩がないんだけど、どんな50代だ。脳のひらめき落ちないのは凄すぎて、もしかして超人なのかなって思う。

  • 子どもが熱心に読んでいたけれどこれを理解できるのだろうか? ブームだと言いながら本を読む行為が悪いのではなく、ただ、この本は理解に困ったのではないだろうか?
    と、大人になってから読んで思うのであった。

  • キリスト教及びその周辺の時代ミステリと壮麗かつ膨大な美術知識や背景、そこにこちらかも?あちらかも?と思わせながら「結局そこ!」的なストーリー展開は、天国と地獄に通じるものがある。
    しかし、天国と地獄では膨大な美術、工芸作品がストーリーの中心であったのに対し、本書ではマグダラのマリアやテンプル騎士団などの中世史を中心に、ソニエールが考え出した暗号を解いていきながらストーリーが展開するというやや創作方面に軸足を移した作品になっている。
    そうそう謎を積みあがることにも限界はありそうなものではあり、少し息継ぎが必要か。

    本書は過去に読了済であったが、天国と地獄を読んでから改めて読んでみると、まずストーリは覚えていない、聖杯がなんであったかも覚えていない、ということでほとんど記憶に残っていないことに愕然としてしまった。本書のストーリーとは関係ないことだが。

  • 上中下読み終わりました!達成感!!まさかの黒幕に驚きました。ソフィーに関する秘密も予想していませんでした! 3巻を通して物語の感想を書くほど理解することは出来ませんでしたが、この物語に対する反発はでなかったのか気になります。。。理解しきれていない部分があるので、映画を見て穴埋めしていきたいです!

  • こんぐらがえったー
    まさか!!
    親玉と、駒にされた人たちと、殉教者と!
    彼の嘆いている姿が目に浮かぶようだ

  • キリスト聖杯伝説について
    聖杯は「何か」ではなく「誰か」
    →マグラタのマリア

    教会が女神を陥れ、キリストを神とするために捏造してきた
    でもキリストは人なんだよなぁ
    だってマリアが…

  • なんかラストが呆気なかった。あの人がラスボスだというのは途中から消去法で分かったけど。

  • 残念ながら映画を先に観てしまっているので、その映像イメージに縛られた読書になってしまった。綺羅びやかなウンチクと二都を駆け巡るサスペンスなどなどの構造は、現代のクリエーターの商業作品という印象。

  • 4

  • ラングドン・シリーズ第二作、完結編。意外な導師。驚愕の事実?にもうお腹いっぱい。解説にもある通り、裏キリスト史が存分に楽しめて大満足でした!こりゃあ、大問題にもなりますわ^^; キリストの子孫が生きている設定なんて... ソニエール的には、孫二人が“剣と杯”なんですね、きっと。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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