足利尊氏 (角川選書 583)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047035935

作品紹介・あらすじ

足利尊氏は、室町幕府政治体制の基礎を固め、武家政治の隆盛へと道筋をつけた人物である。その評価はこれまで時代の影響を色濃く受けて定まらず、「英雄」と「逆賊」のあいだを揺れ動いた。近年、南北朝時代を再評価するムーブメントのなかで、足利尊氏への関心は飛躍的に高まった。新出史料を含めた発給文書1500点を徹底解析しながら、これまでになく新しいトータルな尊氏像を描き出す。


【目 次】

序 章 新しい足利尊氏理解のために  

第一章 鎌倉期の足利尊氏 

第二章 足利尊氏と後醍醐天皇

第三章 室町幕府体制の成立

第四章 尊氏と直義――二頭政治と観応の擾乱

第五章 足利義詮への継承――室町幕府体制の展開

終 章 果たして尊氏は「逆賊」か

感想・レビュー・書評

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  • 同著者の「足利直義」の続編となる一冊。前作同様に多数の発給文書の解析を踏まえ、新しい人物像が描き出されている。事前に基礎知識は必要となるが、時代の理解を深める役にも立つと感じた。

  • 途中から斜め読み

  • 図書館で読んだ。

  • 東2法経図・開架 289.1A/A92m//K

  • 古文書から読み解く。
    尊氏と後醍醐天皇の関係性。
    尊氏と楠木正成。

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著者プロフィール

1949年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中途退学。福岡大学名誉教授。文学博士(1985年 九州大学)。専門は中世日本の政治と文化。著書に、『太平記の群像』『闇の歴史、後南朝』『室町幕府崩壊』(角川ソフィア文庫)、『足利尊氏』『足利直義』(角川選書)、『南朝全史』(講談社選書メチエ)、『戦争の日本史8 南北朝の動乱』(吉川弘文館)、『後醍醐天皇』(中公新書)、『増補改訂 南北朝期公武関係史の研究』(思文閣出版)など多数。

「2023年 『足利義満』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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