神様の御用人4 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048652544

感想・レビュー・書評

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  • 今回はちょっとミステリ風味。

  • 今回は長編。神様や歴史自体に興味がないから短編のほうが読みやすい。

  • 2015.12.23読了。私もめんこい子が一生懸命作ったパウンドケーキ食べたい…担当様のおかげで美味しく作れて良かったなー。今までは一話完結でまさに良彦とゆかいな仲間たちだったのが急に舞台も変わり長編歴史シリアスになって私は良かったと思う。ゆかいな仲間たちも好きだけどずっと続くと単調になりすぎてしまうから今回は良い分岐点だったのではないだろうか。良彦も正式御用人になったことですし。最後の棒読みの「かしこみかしこみー」は面白かった。黄金さんゴディバは食っちゃいかん。ゴディバは。日本って昔は女性が権力持ってたんだなぁ。卑弥呼も天照大御神も女性だもんね。男性社会は外国から入ってきたのかー知らんかったなぁ。神様の体から穀物ができる話が出てきたけど、ジブリのもののけ姫関連の本で読んだのだと思うのだけど廃れた土地を蘇らせるには神様の遺体を撒く(?)っていう方法があってラストシーンはそれを表したとかなんとかってのを思い出した。表紙は鳥居から海が見えるよー!良いなぁ!実際にあるとこなのかなぁ?潮風で風化早そうだけど絶対気持ちいいだろうなぁ。江ノ島の神社って鳥居越しに海見えたっけ?

  • 御用人シリーズ初の長編。
    和歌山の、名草戸畔の埋もれた歴史を探る旅。
    誅されたのか降伏したのかどちらでもいいんじゃないの?と思いつつ読んでいたのだけど、姉に対する弟の思いが昇華される姿に涙。。。
    アイデアのもとになったという名草戸畔についての本も読んでみたいです。

  • 半年ほどかけて、やっと読み終わった。シリーズものだけどこれが初めてで、古代、神様、という題材になかなか苦戦したのだけど、不思議と途中で挫折するわけではなかった本作。
    やっとたどり着いたクライマックス、とてもよかったです。
    最も心に残ったのは飢餓が死と隣り合わせであるというところ。お参りしては、受験、彼氏、などなどお願いしてたけど、次はいつもご飯が食べられる幸せを感謝しに行きます。
    時間をかけて読んでたうちに、続編がもうすぐ発売だとか。続きが楽しみです。

  • この物語にのめり込めない要因は、主人公が経済的に自立していない状況だと思う。物語ではなく設定の部分で違和感があって、楽しめない。いつまでもアルバイトというわけにはいかないだろうし、就職して結婚して子供を育ててという生活の中で、御用人をしている余裕などあるのかと思う。御用人が現役を引退した老人か、若いうちだけの期間限定なら良かったのかとも思うが、お祖父さんから孫に引き継がれた状況から考えて、しばらく続けると思われる。中年の時に続けられている状況が想像できない。できなくなったからってやめちゃうのかなぁ。なので、落ち着いて楽しめない。損な性格だと思う。

  • 毎夜、夢に現れ「忘れるな」と告げる女性に恐れを抱く神様・天道根命(あめのみちねのみこと)。力を削がれ昔の記憶を失ってしまった神様からの御用は、その女性が誰なのか突き止めて欲しいというものだった。
    夢の女性が挿していたという簪(かんざし)を頼りに、良彦と黄金は天道根命が国造(くにのみやつこ)の祖として治めた和歌山へ向かう。そこで出会ったのは、良彦のかつての野球仲間で……。
    神代の時代に征伐された者と征伐した者。和歌山を舞台に、埋もれた歴史と人の子たちの想いが、いま紐解かれていく――。

  • 今までは短編集だったが、今回は1冊同じ神様の御用だったので、読み応えがありました。

  • 本書は全編に亘って『天道根命』の御用でした。
    穂乃香と須勢理毘売命の女性人(柱)がイイ感じで登場します。
    蘇った天道根命かの粋な計らいも素敵でした。
    でも、どちらかと言うと、以前の様にたくさんの御用をこなす良彦を書いたパターンが好きです。

  • あっという間。
    今回出てくるお悩み神は、一柱だけだったけど、話はなんだかすっきりする内容だった。
    モフえもんの活躍が少し少ないのが残念といえば残念だけど。
    お祝いに、家中の食べ物を部屋に持ってくるモフえもん。
    かわゆす(笑)

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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