- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048662703
感想・レビュー・書評
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神様がすごく身近に感じる。
宗教ってあまり身近なものだとは思っていなかったけど、ちょっとした道に祠があったり、お参りに行ったり、なんだかんだ生活の中に根付いているよね。昔の人のように意味を持って、心を込めて色々したりはしないけど、無くてはならないものだなってDNAレベルで感じているのかな?ストーリーはありがちだけどほっこりしててよし!黄金をモフモフしたいなー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神社仏閣に訪れて祈ることが御朱印帳を作ってから増えました。それだから、表題に惹かれて読みました。面白く次巻も楽しみ。
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社会人野球の選手として就職するも怪我で半年で退職。
その後アルバイトしながら、普段は家でゲームをしている主人公が神様からの頼み事を解決していく短編集。
主人公の良彦と相棒の口は悪いが現代の物に興味津々の狐の神さまの黄金との掛け合いが面白かった。
登場する神さまは人間の願いを叶える絶対的な存在でなく、それぞれ引きこもりで自分の存在意義に悩んでいたり、恋をして思いを伝えられなかったりととても人間的で魅力的。
神を敬い、祈ること、神さまの役目を果たす事で神さまの力がまし、人間に恵みを与える。神社は本来願い事をするところでなく、感謝や誓いをするところという考え方が、斬新。
シリーズらしく、続編が楽しみ。 -
高校生の息子に借りて読んでみた。正直、自分では借りたり買ったりしない本だっただろう。で、読んでびっくり。テンポよい巧い文章で、笑いあり、感動あり、最後に涙あり。とっても温かい気持ちになれた。読後に調べたら2017年8月現在で第7巻まで刊行されてるベストセラーとのこと。納得。
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図書館の本 読了
“御用人”を命じられた青年の東奔西走の日々が始まる!
野球をあきらめ、おまけに就職先まで失った萩原良彦。彼がある日突然命じられたのは、神様の願いを聞く“御用人”の役目だった。人間味溢れる日本中の神様に振り回され東奔西走する、ハートウォーミング神様物語。 -
軽く読めて読後感が明るい作品
登場する神様たちが良くも悪くも全然神秘的ではないので、神話や伝承モチーフの重厚感を求める人には不向きかなぁと思います。
妖怪ウォッチ的でポップな人外ファンタジー。
恋愛要素もないので、ラノベっぽくない軽い文章の作品を探している人には良いかもしれない。 -
黄金のツンデレな所が好きである。神社とか神様とか好きな人は読んでほしい!浅葉なつ先生の作品は外れが無いから読んでほしいでございます!
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身も蓋もなく言えば似た感じの話は知っているけれど、古事記等に出てくる神様や関西住みとして知っている地名が出てくる頻度が高くて読んでいてとても楽しい。良彦は元々性根がいいのが伝わるし黄金様の食い意地もとても良い。
母は奈良生まれの人なので「一言主神社」を知っているかと聞いたら「一言さんでしょ?イチョウが有名な」と母ペディアが冴えわたっていた。なんなら「あんた車の中からそのイチョウ見ているはずよ」と言われて愕然とした。とても勿体ないことをした気持ちになった。 -
現代に疲れ切った神様のパシリ?として白羽の矢が立ったのは、イケメン神職ではなく人生挫折中フリーターの主人公「良彦」だった!
良彦と神様のポップで胸にきゅんとくる御用旅の始まりです
すべてのものに神が宿り、日々の感謝とともに暮して来た日の本
わかっているような積りでいたけれど、もう一度新たな気持ちで目を向けてみる良縁になる作品です -
モフモフ狐神の、絶妙な威厳のなさっぷりが面白い。
神様への愛あるイジリが許される多神教って、懐が広くていいと思う。
ヒンドゥー教圏とかでも、こんな物語が出版されたりしているのだろうか。