神様の御用人 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4267
感想 : 358
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662703

感想・レビュー・書評

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  • 登録番号:142183、請求記号:913.6/A81/1

  • 読みやすくて面白かった!
    神様たちが万能ではない、という認識が良かった。

  • 「ある日、主人公でフリーターの良彦は、もふもふの狐の神の黄金から神様の御用、願いを聞いてその御用を遂行するということをまかされました。『神様の御用人』となった特別な力があるわけではない普通の人間である良彦が、黄金と一緒に神社を訪ね歩き、神様の願いを聞き、かなえるために努力する現代和風ファンタジーです。」

  • 主人公が抱えている焦りや悩みには覚えがあるし、登場人物に嫌な人もいないし、祖父が出てくるたび涙が滲んでしまうし、会話のテンポも良いしで読みやすかったです。ただ、全体的に穏やかで優しいストーリーだったので「こ、この後どうなるの!?」というドキドキ感はなく早く続きが読みたい!もっと読みたい!という気持ちにはならなかったのでシリーズの続きを読むかは迷っています…。

  • 楽しく読めて神様や神社について学べるお話です。楽しいだけではなく、何だか神様に心の在り方を問われているような気分になりました。

  • 私にとって浅葉先生は『カカノムモノ』以来ですが、『カカノムモノ』とはまた毛色の異なるどこか心が温まる連作短編集でした。
    表紙にもいるキツネは某神様なのですが、何とも可愛い♡
    他にも色々な神様や逸話が出てくるため、勉強にもなりますし、神様についての考えを見つめ直せる作品でもあります。
    2巻以降も少しずつ読もうと思います。

  • 1〜8まで。
    普段、何気なくやっている習慣や日常が昔から続いていて、今は薄れているけれどきちんと意味があって始まったって気づかされた。
    自分の文化を大事にしていきたいと思った。

  • 随分前におススメ本に表示されて、読んだことのない作家さんの本を読んでみようと思い図書館で借りた本。

    人間が神様の御用をきく、という逆転の設定がなかなか面白く、主人公と方位神もいいコンビで、ほのぼのとした感じで気軽に読めました。

    神様にまつわるエピソードは知らないものばかり。アメリカの小学生はギリシャ神話や宗教のことを学ぶように、日本の小学生も日本古来の神話を学ぶのもいいのではないかと思いました。(日本の歴史は長くて学ぶことが多いので、神話まで手を出す時間がないとは思いますが。)

    シリーズ10巻まで出ているようで、いずれ読みたいと思います。

  • 神様について深く考えさせられる話だと思いました。

    昔は神様を崇め奉り敬っていたけれど現代は神頼み(自分の都合のいいことを言っている)をしていると感じ、神様は昔の力を少しづつ失っていく。失った力を戻すことは神様も人と同じように万全では無いのだと感じました。一人で生きていくのではなく誰かに支えられながら生きていくものなのと思えるシーンがいくつあかり胸がジーンとするところがありました。
    最後のおじいちゃんと神様のやり取りはとても胸が熱くなりました。おじいちゃんの最初で最後の願い事を叶えてくれた黄金がこれからの良彦の未来をどう見守ってくれるのかが楽しみです。

  • あるきっかけで神様の用事を解決する役目を負わされた男性が主人公 良彦。良彦が用事を片付けていくお話。
    最初に依頼をした神様とのコンビ感もいい感じだし、何より日本神話の勉強になる。良彦も文句を言いながらもいい奴。
    続きを読んでみたい。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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