- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738422
感想・レビュー・書評
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2009.9.24 図書館。
女子ってこんな思考回路で動いてるのかってのがこの人の本読むとわかる。ドライっていうかなんて言うか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
音楽を聴くことが大好きでCDプレイヤーを常に持ち歩き、少し落ち着きのないアザミは高校三年生。活動していたバンドが些細ないざこざで解散し、夏休みは赤点科目の補講のために学校へ登校しなければならない――近づいてくる大学入試に焦りつつも、親友であるチユキや同学年のナツメさん、音楽好きのトノムラなどともに過ぎ去っていく日々を描いた小説。満足できない現状に葛藤しながらも、少しずつ前に進んでいくアザミを応援したくなる小説です。(2009.2.23)
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「アザミは、詰め襟たちにすみませんすみませんとあやまりながら、逃げるようにドアを開けて、セメントの臭いのする階段をつんのめりながら走り下りていった。」
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<b>周囲に足並みを合わせず、自分の速度でしか生きることができなかったことへのつけだった。雰囲気に流されることもとても大事なのだ。なんで? などと問うのはいけない。誰にも答えられることではないからだ。かといってこれから、同い年の人間の認識に追いつこうと駆け足になるということも想像できない。</b><br>
(P.193) -
読んだ本。
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高校生のだべり。
まったく同じじゃなくても、多かれ少なかれ、こんな感じの時代が、誰にでもある。
だらだらとした感じだけど、こんなだったよ、実際。
登場人物の名前が、カタカナでみんな同じような感じなので、
誰が誰だか、最初よくわからなくなる。
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2009.08.03
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前半部分はこの人の書き方に慣れなくて読むのが大変だった。
中間部分で慣れてきて、それからは、普通に。
掴みが甘いのか、読みたいという気持ちはわかなかった。
それでも、最後の終わり方はまぁまぁ好きだった。
全体的にわかりにくい。表紙負け。
カタカナ語が多くて読みにくい。洋楽の話だから仕方ないんだけど。 -
09.02.13
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◎第30回(2008年)野間文芸新人賞受賞作品。
2009年6月13日(土)読了。
2009−61。