からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~ (メディアワークス文庫)

著者 : 仲町六絵

• KADOKAWA (2013年5月25日発売)

感想・レビュー・書評

[shifu0523さんの感想 · 2014年12月9日]

【収録作品】第一話　桜守／第二話　うまし国／第三話　葵祭／第四話　迎え鐘

[薪さんの感想 · 2014年12月1日]

　京都の一角にあるからくさ図書館には館長の小野篁と時子が冥官として、天道に行きそびれてさまよう道なしの魂を正しい道へ導いている。「どの本がお好きですか？」という言葉を引き金にお客の心と知識、取り巻く環境を記載した本が１冊生れ出る。

　４話構成。小野篁が好きなので興味を持ち読んでみました。あとがきで小野篁って有名ではないのだと知りました。期待していたような話ではないというか好みではなかったです。晴明とか出てくるなら続編読もうかどうしようかな。

[morino-yukakoさんの感想 · 2014年11月10日]

絵がちょっとアレですが、悪くないと思うわけです。

[lilyさんの感想 · 2014年10月20日]

京都の片隅にあるからくさ図書館。そこで篁と時子は、天道に行けない道なしを冥府へ導きます。

[はしのさんの感想 · 2014年7月13日]

読みやすい本です。京都と本が好きな人にはオススメ。普段、本を手にしないような中高生にすすめたいところなのですが、表現や表記など妙に難しいところがあり、残念。

[図書館サークルFLCさんの感想 · 2014年6月28日]

平安貴族小野篁と内親王時子が冥官として現代で活躍する。天道に行きそびれてしまった“道なし”達を導く。優しいお話。

[海さんの感想 · 2014年6月22日]

悩みを持った人たちの悩みを解決していくという基本設定は良いと思うけど、設定にあれこれ詰め込み過ぎ。設定を盛りすぎちゃって一個一個が薄く、物語全体が洗練されてない印象に。

[るうんさんの感想 · 2014年6月18日]

京都の一角に佇む「からくさ図書館」は、優しげな図書館長の青年と可憐な少女とが二人きりで切り盛りする、小さな私立図書館。紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめる、アットホームなこの図書館には、その雰囲気に惹かれて奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる。それぞれに悩みを抱えるお客様に、図書館長・小野篁が差し出すのは、解決法が記された不思議な書物で―。悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど温かなライブラリ・ファンタジー。

[kakua1980さんの感想 · 2014年6月3日]

続きが出そうな感じだねえー

[miyu918さんの感想 · 2014年5月21日]

　「どの本がお好きですか」　京都にある私立図書館「からくさ図書館」。館長は、小野篁。現世に心残りがあってこの世をさまよっている魂『道なし』を冥府に送る冥官として、現世と冥界を行ったり来たりしている。パートナーは、冥官としてはまだまだ新米の時子（実は賀茂社に縁のある人）。

著者プロフィール

第１７回電撃小説大2010年に『典医の女房』で、短編ながら第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞。受賞作を大幅加筆した『霧こそ闇の』でデビュー。既刊は『からくさ図書館来客簿』シリーズ他。

「2022年 『あなたと式神、お育てします。第二集 ～京都西陣かんざし六花～』 で使われていた紹介文から引用しています。」