すべてがFになる (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3239
感想 : 508
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819016

感想・レビュー・書評

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  • 再読、のはずが完全に中身忘れていました。 なので新規で読んだとして感想を。 まず始まりが印象的で惹きつけられました。無機質な空間での二人のやりとりがとにかく異質で、興味を引きます。 また、事件についても密室殺人という使い古されたテーマでありながら抜け道を主題にうまく絡めているのがこの作品の凄いところだと思います。真犯人は予想すらできませんでした。 また、96年に書かれたとは思えない位ネットワークについて詳しく書いてあって驚きました。

  • ドラマが面白かったので原作も。1996年に書かれたとは思えないほどネットワークに長けていてミステリー要素も素晴らしい作品だった。

  • 図書館より借。
    ドラマ化されたと聞き、先に原作でも見ようかなとおもって借りました。
    最初は萌絵よりで読んでたんだけど、犀川先生の原始的人格のあたりから犀川先生に興味津々。
    こういう症状って多重人格になるのかな。
    次がすぐにでも読みたいと思わせる本でした。
    大変面白かった。

  • 何年か振りの再読。
    ドラマ観てから読み返したくて。
    やはり、ドラマよりもかなり理系要素多く、久しぶりのミステリもの読書だったので、
    読むのに時間かけた。途中から加速。
    ゆるやかに気持ちよく失速して読めた。

  • ドラマになったことをきっかけに、S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季四部作を再読。なかなかの読み応え。新しい発見も多々あった。数年に一度読んで見るのも良いかも。以下、シリーズに関してのコメントは割愛します。

  • ドラマで知ったタイトルに惹かれてなんとなく購入。
    文系の私には理系的展開すぎて少し疲れたが、作品全体の雰囲気と登場人物のキャラクターが意外と好みであっという間に読了。
    続きも読んでみようかと検討中。

  • ビブリオバトル紹介本

    所在:西閲覧室
    資料ID:09931023

  • ちょうどテレビでこの本がタイトルのドラマをやっているので原作本を読んでみることにしたのですが、これはS&Mシリーズの中の一巻目という位置づけだったのですね!この作品は天才プログラマーの真賀田四季の研究所で起こった殺人事件の謎を解くべくこのシリーズの主人公コンビである犀川と西之園萌絵が挑むという内容でしたが、理系的なトリックが秀逸でなかなか面白いミステリー作品でした!
    このシリーズの続編もこれから読んでいこうと思います。

  • ドラマがやっているというので読んでみた。悪くないけど少し期待しすぎた。「天才の発想は常人の理解を超越する」ですべて片付けられているような気がしないでもない。でも「すべてがFになる」ってタイトルは最高だね。システム屋として飯食ってるのに気づかなかった私は情けないけど。

  • 想像以上に情緒的な、人間らしい内容だったのが良かった。
    罪を描写することによって、天才ってこういうものかも?と思わせる説得力がイイ。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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