暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823884

感想・レビュー・書評

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  • はぁ・・・。長いよ。長すぎるよ。とにかく長い

    疲れ果ててた~

    しつこいと思うけど、長い。長すぎます。
    何度読みながら寝てしまったことか・・・。
    挫折しそうになりつつも、結末を知りたくて、我慢。

    同じストーリーが繰り返しでてくるし(これにはちゃんとした理由があるのだが)、登場人物の視点に、第三者?の視点が絡んできて、読みにくいし。
    もっとすっきりできなかったのかなぁ。

    状況説明の文章が多くて、読むのに疲れました。
    前の「館シリーズ」ってこんなんだったっけ。ずいぶん前に読んだっきりだったから、忘れちゃったよ。

    結局は読み手の混乱は、おそらく作者の意図するものであって、その混乱がこのトリック的なものなんだろうけど、うーん、どうなんでしょう。
    偶然なのか、それともその偶然は必然だったのか、偶然によりリンクしたものななのか・・・推理小説というよりは、オカルトって感じですね。

    ラストのネタ明かしで、なるほどね、とは思ったけど、(でも、反則気味?オイオイそれはないよ)読むのに疲れちゃって、どうでもよくな(ry

    犯人の動機ですが、あそこまで暗黒館の住人の秘密が詳しく語られているのだから、もう少しひねってあってほしかったなぁ。狂気取り付かれたと簡単に片付けられてしまったような気がします。

    現在の暗黒館の住人、どうなっているのか・・・気になったな。ダリアの祝福は続いていたのか。結局は謎が謎のままのものも多し。

    とにかく疲れましたわ。

  • 館シリーズ第7弾。
    色々気味が悪かった。
    わからないことだらけでモヤモヤする!!
    早く下巻を読みたい。

  • 山奥の湖の島に建つすべてが黒い暗黒の館に招待された「中也」はそれぞれに歪んだ一族とともに得体のしれない宴に参加させられる。

    (2006年10月08日読了)

  • 館シリーズ7作目の上巻。
    シリーズ最長・最深・最驚と謳われているだけあってひたすら分厚い!
    しかし続きが気になってどんどん読み進めてしまい連日寝不足です。
    今までの館シリーズのネタがたくさん出てきて、まさに館シリーズ集大成。
    前回の黒猫館からだいぶ間が開いてるからか、江南くんちょっとキャラ変わってませんか。

    この上巻では登場人物と建物内部の紹介と事件の導入部分が収められています。それだけで650ページも使っちゃうんですからものすごいスケールです。読んでも読んでも終わらないのが嬉しい。
    閉ざされた怪しげな館に住む怪しげな一族の怪しげな儀式、そして次々に移り変わる謎の「視点」…たくさんの謎がちりばめられていて、ワクワクさせられます。下巻に続く。

  • 我慢して最後まで読んだけどタイプじゃなかった

  • どれもこれもがミスリード。幻想的な綾辻節が炸裂します。

  • 九州の山深く、外界から隔絶された湖の小島に建つ異形の館――暗黒館。光沢のない黒一色に塗られたこの浦登家の屋敷を、当主の息子・玄児に招かれて訪れた学生・中也は、〈ダリアの日〉の奇妙な宴に参加する。その席上、怪しげな料理を饗された中也の身には何が?続発する殺人事件の“無意味の意味”とは……?シリーズ最大・最深・最驚の「館」、ここに落成!
    (裏表紙紹介文より)

    ***

    館シリーズ7作目。
    第一印象は「分厚っ!」でした。
    決して読みにくいわけではなかったんですが、読んでも読んでもあまり話が進まない上に残りページもなかなか減らなくて、読むのにかなり時間がかかってしまいました。
    上巻は焦らしに焦らされて終わった、という感じです。

    全体的に暗く、どよ~んとした感じでした。
    さらに<宴>のシーンはホラーな雰囲気で。。。
    中也は一体何を食べさせられているの…!?と、どきどきしてしまいました。

    いざ下巻へ。

  • 終わらないってステキ
    下巻が楽しみ

  • 館シリーズはポロポロと何冊か読んだことがあったけれど、この本は一番印象に残る話だった。
    ミステリというより幻想ホラーやオカルトの要素が強いので、評価も分かれるだろうと思う。私自身は世界観も登場人物も好みだったので、長いけれど最後まで集中力が途切れることなく読めた。
    とにかく浦登玄児が「中也くん」と呼ばれているこの話の主人公の一人に並々ならぬ思い入れがあるようで…
    面白かった。図書館で借りた本だけど、買いたい。
    あと館シリーズをもう一度はじめから読み返したい!

  • 京極
    人肉
    双生児

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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