眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828728

感想・レビュー・書評

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  • 2013年。第47回。
    人物紹介の字が大きくてありがたい。あまり多くないし。
    館もの。私財をなげうって、人里離れた山奥に館をたてる建築家。子供は天才数学家らしい。神って名前wwww
    立ったおりには、各界の天才を集める。芸術家、政治家、数学家。なんてったって建築学がいちばんエライんだよー。
    連続殺人事件。電話できない、外にも出られない。良いシェフがいてごはんはたんまり。館トリック。
    建築家のこどもがー、やっぱり数学がいちばんエライんだよーってwwwww 
    ミステリーなんだろうが、何が偉いってのを争うのがくだらなすぎる。あ、放浪の天才数学家がそれを否定したからいいのかw めんどくさー

  • そうそう、メフィスト賞ってこんな感じ!
    と思わせてくれる、自分にとっては、逆になんとなく懐かしいミステリー

  • 2019.03.22 図書館

  • 挑戦状にトライしたけれど、甘めで50点くらいだった。
    いい意味でやられた。

  • 善知鳥神はあの人だと思ったんだけどな。
    かなりのどんでん返しだった。
    仕掛けにはなんとなく予想がついたけど、盲点は盲点だった。面白かった。

  • 有名建築家、驫木が建てた眼球堂に招待された数学者、十和田とそのつきまといであるルポライターの陸奥藍子。山の奥にある眼球堂はまさしく眼球のような趣の屋敷だった。そこには政治家、芸術家、心理学者、医師など錚々たる面々が集まっていたが、驫木は言う。「すべての学問の頂点に君臨するのが、建築である」と。眼球堂には3日間滞在することになっていたが、翌日驫木が串刺しとなって発見される…。

    よくできたミステリ。気になる点は以下。

    ・「陸奥さん」と呼びかけておいて2ページ後に名前を忘れ、口ごもる使用人の平川
    ・ラストのアナグラムがちょっと強引
    ・家具が床や壁に固定されているという描写でミステリファンはトリックがすぐわかってしまう
    ・個性的な名前で印象に残りやすいのになぜか登場してこない善知鳥神。妙な名前だから女性なのでは、という見当がついてしまう
    ・理系ではないのでザ・ブックにピンとこない
    ・妙に影の薄い造道。いなくてもよかったのでは?ルポライターっていう藍子の設定ともかぶってる気が。

  • トリックは大仕掛けでいい感じでしたが、いかんせん数学者ってところで苦手意識が…。定理とかもう。正直動機にも納得いかず、私には微妙でした…。

  • 初期の森博嗣さんの本のよんだときのような、ワクワクと懐かしい気持ちになりました。
    ネタを出し惜しみしないのに、しれっとシリーズが続いている点も似てるかも
    クローズドサークル好きな人はオススメ。
    展開もめちゃめちゃはやいので、一気に読めます

  • 堂シリーズ、第1弾。

    本格ミステリーの醍醐味のような館もの。
    善知鳥神の正体が当たって大満足。
    次のシリーズも楽しみです。

  • ミステリ。理系。メフィスト賞。これだけで伝わる森博嗣っぽさ。
    読んでいる途中から感じ、読み終わって確信。これ『笑わない数学者』じゃん!
    古本屋で買ったので分からなかったのですが、帯に森博嗣の推薦文が載っていたそうですね。”懐かしく思い出した。本格ミステリィの潔さを。”
    正直、エピローグはあまり驚かなかったので、トリックの謎解き一本で勝負する作品かなと思いました。これが森さんの言う”潔さ”か。嫌いじゃない。

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著者プロフィール

某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる。他の著書にデビュー作を含む「堂」シリーズ、『猫又お双と消えた令嬢』にはじまる「猫又お双」シリーズ、『災厄』『暴走』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『アールダーの方舟』『不死症』『幻屍症』『LOST 失覚探偵』『死者の雨‐モヘンジョダロの墓標‐』『土葬症 ザ・グレイヴ』『小説 Fukushima 50』『あしたの官僚』『ネメシス3』『楽園のアダム』がある。

「2023年 『WALL』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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