袋小路の男

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062126182

感想・レビュー・書評

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  • アーリオ オーリオ良かった
    道が開けたのか?

  • 11/23? 純文学なのにそれっぽいくどさを感じない。あとこの人の社会生活の経験が作品に生きている気がする。好きだなあ。

  • いやぁ、好みが分かれるところでしょうが、私はこれ大好き!!
    大好きなんだけど別に特に求めるものがあるわけでなく、もう決まったいびつな距離感を保っているこの状態。矛盾するようで確かに存在するこうゆう気持ち。それをそのまま書けるとはすごいなぁとただ感心です。この変な状態を味わったことのない人にはあまり響かない本なんだろうと思う。

  • これと一緒に収録されてた短編が、国語の模試の小説で出たことがある。なんだか、のほほんとなる話だった。

  • 相変わらずさらーっとしてるけどなんか心に残る。
    関係ないけど絲山さんの作品って車の車種が詳しく出てくる。

  • 情けなさがー

  • 現代の純愛小説。
    12年間思い続けたが、振り向いてもらえず、しかもつかずはなれずの関係なんて・・・つらすぎる!!!

  • なかなか切ない恋愛小説。この小田切、プライドが邪魔してる。大学も2狼した。作家としても芽が出ない。必要としているのに言い出せない。はっきりしない関係、でも一度だけ関係を持ちそれっきりになることよりも、何もないまま会い続けることを選んだ二人。心以上のものが必要になれば他の人で済ます。淋しいのか、そんな風な寄りかかり方もあっていいのか。女が自立し強いから成立している。と言って長くこのままだともういっしょになることもできないだろうし、切ないなあ。小田切孝の言い分 これは袋小路の男の続きアーリオ オーリオ  余り良くわからない、なんだろう。2006/1/12

  • 070921読了。このヒトのお話は「すごくイイ!」っていうんじゃなくて、地味にイイ。その加減がわたしは好き。他人にオススメするのはためらわれるけど、わたしは好き。3つ目の短編を読んで、また好きになった。プラネタリウムとか星関係の話。

  • 芥川賞作家ということで、気になってたけど読めてなかった絲山秋子の本。
    「純」でもない「愛」でもない「純愛」の話。

    そこが何だかすごく今の人の感覚っぽくてリアル。
    曖昧なな展開/文体が嫌いな人もいるかもしれないけど
    角田光代みたいな「蔑んだ感」がないので、個人的には好き。
    他のも読んでみようと思う。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。「袋小路の男」で川端賞、『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「沖で待つ」で芥川賞、『薄情』で谷崎賞を受賞。

「2023年 『ばかもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

絲山秋子の作品

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