闇の底

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 553
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062135283

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。犯人はこいつ?いや、まさかこっち?やっぱこいつだろう・・・・マジ?こっちだったのか・・・さらに驚愕のラスト・・・・疲れた・・

  • 現代版のホラー
    この作品は、いくつかの家庭の様子が
    わが子を愛する様子が描かれています
    この作者は、前回は少年法について正面
    から書ききった方で、少し避けてしまうテーマ
    を選び、読者に大きな波紋を投げかけます

    今回のラストは賛否両論あるかもしれません
    が、どんでん返しだけではなく、被害者意識
    の闇の深さを描くために選んだ筋書きだと
    好意的に捉えています

    でも、生理的に苦手なので☆3つね

  • 想像もしていなかったラストに驚いてしまいました。
    火の粉と同じ感じの怖さ。
    でも内容的に息をするのも苦しくなることがたびたびでした。

    • hide0707さん
      これが電車の中で読んだ本だよね?ちょっと探してみます。
      これが電車の中で読んだ本だよね?ちょっと探してみます。
      2009/08/24
  • 8/11
    図書館にて

    この方の作品気に入りました

    文庫になったらそろえるのは確実

  • 幼女殺人を追う刑事のお話。
    設定に現実味があり、刑事たちの緊迫感がとてもいい。
    「天使のナイフ」のころに比べると、文章も格段に読みやすく簡潔になっていて、おかげでスピード感も出ていると思いました。

    どんでん返しと言うことで楽しみにしてたんですが、惜しいかな読めてしまいました。もう少し露骨に大胆にやった方がかえって良かった気がします。

  • 少女に対する性犯罪者を追う警察と、その犯罪者を殺す「サンソン」。登場人物の名前が多すぎてちょっと混乱。内容的には・・・普通です。もうちょっと長く描いてもいい気がする。さらっと読んじゃいました。

  • 少女をターゲットにした殺人事件が起こるたびに、性犯罪の前歴者が首なし死体となって発見される。
    「死刑執行人、サンソン」を名乗る犯人の正体は。
    犯人を想像しながら読み進めていたが、どんでん返し。
    最後はちょっと・・・すっきりしない。

  • 読中

  • 幼女への性犯罪が題材。
    過去に同様の事件を起こした犯人たちが、幼女殺害事件が起こるたびに見せしめとして殺されていく。
    主人公の刑事は幼女殺害事件の被害者の兄であり、複雑な気持ちで事件を扱う。

    ・登場人物たちの心情は読み易くてうまく話が進められていく。
    ・急いで書いたのか、資料が集まらなかったのか、客観性に欠けているような・・・比較するのはあまり好きじゃないけど、やっぱり前作を思い出してしまう。デビュー作より時間が掛けれなかったのかな?
     筆者の犯罪に対する考察(と言うか、洞察と言うか)が好きだったので、その点については残念。
    ・筆者が結構被害者側に肩入れしていて、そこが読みづらかった。犯人の尻尾が全然掴めない上に世論が犯人側に傾いていくのは、何だか出来すぎているし。

    なんか、イロイロと書いたけど、この人の書く社会派ミステリー(私はどういう意味か、いまひとつ分かってないけど、本の紹介で使われていた)が好きだから、次作も読むだろう。次は通り魔だったっけ?

  • なるほどな〜そういうことかー。父親が犯人だと途中から思わせぶりー。ひどい話だなあー。でも実際に起こりそう。09.04読了。

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著者プロフィール

1969年兵庫県生まれ。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2016年、『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を受賞。他の著書に刑事・夏目信人シリーズ『刑事のまなざし』『その鏡は嘘をつく』『刑事の約束』、『悪党』『友罪』『神の子』『ラスト・ナイト』など。

「2023年 『最後の祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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