一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062136051

感想・レビュー・書評

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  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00346392

    オフ・シーズン。強豪校・鷲谷との合宿が始まる。この合宿が終われば、2年生になる。新入生も入ってくる。そして、新しいチームで、新しいヨンケイを走る! 「努力の分だけ結果が出るわけじゃない。だけど何もしなかったらまったく結果は出ない」。まずは南関東へーー。新二と連の第二シーズンが始まる。(出版社HPより)

  • 最初の方は桃内君の行動に笑いながら読んでしまいましたが、後半ではぞっとしました。どんなに優秀な選手でも、怪我をしてしまえば…。健ちゃんがこの後どうなるかがとても気になります。

  • 2巻までくると 主人公と同じ気持ちになって走ったり、ドキドキしたり 辛くなったりする。
    最後の章では どこにもいきたくない、誰ともあいたくない、なにもしたくない そんな気持ちを すごくうまく描かれていて 痛いくらい伝わった。
    そんなこと 生きていれば誰もが経験するんじゃないかな。
    このあとの展開がすごく気になる。
    3巻早く読みたい
    2023.1.24〜1.30

  • 評価としては第一部を大きく上回る。
    二年になり、周囲が目まぐるしく変わる。別れ、葛藤、悩み。そして恋。主人公達の成長を身近に感じるような文章の構成は秀逸。
    スタートは遅れたものの最高の形で第三部に繋がったと言っていいと思う。

  • 記録

  • 「2007本屋大賞 大賞!」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/635000

  • 読了
    1回目 2021.7.12

  • ますますいい!

  • 根岸が部長になるかと思っていたので意外な展開。第二部、新二の前を走る男たち(連とは異なる意味で)が、存在感を放っている。

  • 2冊め。
    2年になって後輩ができて、部活に精を出して頑張る展開。
    最後部分の家族の事故展開は陸上だけじゃない展開になってよかった。

  • 感想は第三部にて。
    (図書館)

  • う、まだわからないよぅ

    ちょっとだけほろっとくる箇所はあったけど。

  • 高校2年に進級した新二達の成長が見られる第二巻。
    連や他校のライバル達に刺激を受け、自らの走りを探求し着実に力をつけていく新二。新チームの部長になり責任感も増して、これから!という時に尊敬する兄・健一の大怪我。
    そのショックと葛藤を仲間たちのサポートで乗り越えた彼のさらなる飛躍に期待。そしてヒロイン・谷口若菜との不器用すぎる恋模様も気になるところ。
    一方で連もようやく有り余る才能に体力と気持ちが追いついてきた感がある。故障のリスクを押して4継に出場しようとする熱い一面も。そして自暴自棄になった新二への言葉がグッとくる。二人の距離感がいい。幼馴染であり、ライバルであり、理解者でもある。こういう関係性が親友なのかもしれない。
    読み進めていく過程でドンドン自分の中で存在感が増してきたのが顧問の三輪先生(みっちゃん)。選手の特性に合わせた技術指導、緊張をほぐし士気を高めてくれる試合前のアドバイス。良い指導者だなと感じる場面が随所にある。
    春高陸上部の自由な中にひた向きさがある雰囲気はみっちゃんの人柄が反映しているのだろう。
    彼がいなければ新二の成長はなかっただろうし、連にいたってはさっさと部を辞めていただろう。
    才能や努力と同じくらい指導者との出会いも大きい。

  • それぞれキャラの持ち味が良い。守屋の引退にグッときた。連あたりが走れなくなると予想も別展開。さあ、完結編へ。

  • 後半の展開がドキドキで一気に読んだ。ドラマ性が高く、面白い。

  • ★★★☆☆2007年本屋大賞。青春小説。なんだかやっぱりあっさりしていて印象に残りにくい。2016年リオオリンピック 男子4×100リレー銀メダルおめでとうございます!!今この時期にこの本を読んで良かった。

  • 素晴らしい。
    健ちゃんの怪我のところは感動したし、最後も泣いてしまった…
    すごくいいね。あーかっこいい。

  • [あらすじ]
    冬のオフシーズンを経て、高校2年生に進級した新二。
    冬場のフォーム作りが実を結び、スピードは着実に伸びている。
    天才肌の連も、合宿所から逃げ出した1年目と違い
    徐々にたくましくなってきた。新入部員も加わり、新たな布陣で
    地区、県、南関東大会へと続く総体予選に挑むことになる。
    新二や連の専門は、100mや200mのようなショートスプリント。
    中でも、2人がやりがいを感じているのが4継(400mリレー)だ。
    部長の守屋を中心に、南関東を目指してバトンワークの練習に取り組む新二たち。
    部の新記録を打ち立てつつ予選に臨むのだが、そこで思わぬアクシデントが……。

  • 第一部に続き、やっぱりいいです

    真ん中だけど中だるみは一切感じない
    どんどん力をつけてきているのが読んでいても伝わります
    この巻はちょっとせつないけどね

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤多佳子の作品

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