「三つの帝国」の時代-アメリカ・EU・中国のどこが世界を制覇するか

  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062152013

作品紹介・あらすじ

今の世界情勢がすべてわかる!なりふりかまわない中国、ソフトパワーが強いEU、そして凋落のシナリオが始まったアメリカ。争いながら相互依存を続ける「三つの帝国」のバランスを変えるのは、誰-。

感想・レビュー・書評

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  • 世界各国の政治実態や社会情勢が盛り込まれており、知的好奇心を満たしてくれる好著。

  • - 「現在、世界の力のバランスを支える比較的同程度の政治の中心地は、ワシントン、ブリュッセル、北京である。」 p20
    - カンナはEUとアメリカと中国を帝国と捉え現在の世界をそれらの三つ巴と捉えた。
    - しかし地政学はサイバーセキュリティガバナンスの分析にそれほど有益とは思えない

  • アメリカ、EU、中国。
    世界の歴史と今を読み解きつつ、
    大国の動きを分析する本。

  • 国際政治というものに手をつけたことがなく、読んでみたら、世界のパワーバランスとつながりと未来がわかる一冊で、初めての分野にしてはすんなり飲み込めた。筆者が理論だけでなく、実際に地球を渡り歩き、見てきた現実も加味されているため、机上の空論ではない信頼感を持てる。

    アメリカ、中国、EUのことが中心だが、注目すべきは、それに関わる諸国の分析。普段ニュースにもならない国の諸事情がわかる。

  • 客観的に書かれていて、今の国際情勢を知るにはもってこい。

  • 副島隆彦氏推薦

  • 読了:2009/10/25 図書館

  • これは自信を持ってお勧めします。世界各国の現況や問題について簡潔に述べられているだけではなく、その短い文一つ一つが非常に示唆深い良書。特に日本人であるという立場から言うと、「いま中国がどう取り組んでいるか」ということを「ここまで、この国にまで」ということを知るだけでも勉強になると思います。

  • アラブやアジアの国なんかのインフラとか整備して、ガンガン自国の力を拡大させてる中国の外交力凄まじい。へぇと思わせる内容多し。
    各地域ごとの実際いま起こっている紛争や暴動なんかの記事と並行して読んでみると、本の内容と見事にリンクしていたりするのでより理解が深まると思います。

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