レモンタルト

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1004
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062158299

感想・レビュー・書評

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    ◆◇◆outline◆◇◆
    「ミステリアスでスウィートな義兄と弟の物語。
    若くして姉が逝き、士は義兄と一軒家に暮らしている。
    会社での密かな仕事、不思議な事件の数々、募る義兄への想い。
    モダンでお洒落な連作短編、新シリーズ」

    …ミステリアスで”スウィート”?
    何が?タルトが?義兄と弟の物語が?(笑)
    長野まゆみ作品でBL系が受け入れられないので
    唸りつつも手に取ってみました。

  • もやもやなのに大胆

  • 義兄との関係が
    切ないんだか、甘酸っぱいんだか!

    はっきりさせないところが
    いいとこなんだろうな。

  • なんでだろう?
    あんまりよくなかったです・・。

    融通がきかない男というのは長野さんの小説によく出てくると思いますが、今回の主人公はなんだか馴染めなくて読んでていらいらしてしまいました。

    主人公の生い立ちが不憫だったり、度重なる不幸に見舞われたり、というのもよくありますが、この主人公は特別そういうわけでもないのに、読んでいて可哀そうになる部分がありました。

    読み終わっても結局何が書きたかったのかがよくわからなかったです。
    どうしてレモンタルトという題名を選んだのかも。

  • 帰省中に読了。

    久しぶりに読んだ。最近の作としては、「うっすら」恋愛。
    (もっと直接的?なものも過去にはけっこうあったので)

    義兄との関係は目立って進むわけではないけど。
    あの距離感がいいのかな・・・。

  • 表紙に一目ぼれして読みました。
    こんなにBLな感じだと思わなかったので、びっくり。

  • 色々と事件が起きるんだけど、その原因が完全にクリアになることがなくて、よく分からなかった。表紙が乾いかったから手にとったけど、まさかゲイ的な話だったとは… 主人公の置かれている環境が非現実的すぎて、あんまり入り込めなかった。

  • 義兄に憧れる主人公総受けリーマンものという括りでいいのかな。
    結局Mとはどうなったの? っていうのが腑に落ちぬ

  • 長野作品久しぶりに読んだ。
    ジャンル迷ったけど、恋愛かな。
    不思議な出来事たくさん起こるけど、さっと現れる義兄。
    続編読みたい。無理だろうけど。

  • 文体は相変わらず、流れるようで好き。だけど、BL色が強すぎて入り込めないところがちらほら。お兄様にクラッとくる。あのスーパーにあったレモンケーキ、買っちゃおうかなぁ(笑)

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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