すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート (KEIO MCC Intelligence Series)

  • 講談社
3.24
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162968

感想・レビュー・書評

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  • これまた気付きの本。
    座右の書とするには軽くて、どちらかというとネタ帳みたいなもの。
    以下、ふーんと思った部分。(ガッツリねたばれ)

    【なるほどね】
    『不確実性はスリリングな快楽を生みますが、それだけでは、将来が不安で耐えられない場合があるので「愛着のある人」が、どうしても必要なのです』
    →家族に感謝。そして今身近にいる愛着のある人に感謝。

    【共感します】
    『これからの時代を強く賢く生きるために必要なことは、自分で設計図を書いて、材料を考えて、加工して新しい価値あるものを作り出すということではないでしょうか』
    →孫さんが話していた「チップエレキバン(小さなチップに情報を蓄積させ、携帯し、自由に情報を出し入れできるようになることで、記憶だけの作業は価値がなくなっていく)」を聞いて以来、常に問題意識として抱えていることです。

    【激しく同意】
    『ビジネスとは、全人格の戦いです』
    →営業経験者(sell-side)としても、消費者側(buy-side)としても、強く感じていること。売れないことを提供する製品やサービスのせいだけにするのは間違っていることは、自分が消費者として感じることを思い出せばよく分かる。

    【気をつけますが…】
    『多くの学生が(中略)想像力を働かせることができないのです』
    →自分もそうだなあと思う。ただ、あまりに想像力を働かせて、気をまわしすぎると、思考停止ではなく行動停止に陥ることだってある。最終的にアウトプットすることが目的ならば、一時的に情報の整理、単純化することでひとつの着眼点を見失わずに進む処世術というのはアリだと思う。

  • 有名な作家さん達による読みやすい簡易人生指南書。

    本書に登場で私が著書を読んだことがある作家さんは4、5人。

    お一人お一人のページ数は短いので、興味を持ったら、別にその作家さんの著書を読んだ方が良い。

    私が一番興味をそそられたのは「地頭力を鍛えるフェルミ定数」について。資料が無くても、自分の持っている知識の断片から問題を解く。というもの。

    作家さん探しに良い本。

  • さまざまな角度から「考える力」を身につけるアプローチがなされ、類書にはないパターンだと思いました。
    ロジカル思考術、精神論、行動、脳科学といった、多方面の切り口です。
    それぞれの尺度をクモの巣グラフに描いて、苦手な分野を引き上げるもよし、得意な分野を伸ばすもよし、グラフを外に広げようと総合力アップに励むもよし……。
    私はこの本から、新しい視点が得られたことと、すでに習慣化されていることの確認ができました。

  • 初心者向けで、かなり読みやすくまとまったデザインになっている。
    様々なジャンルの著者がアドバイスを述べており、脳科学者の茂木さん、広告クリエイターの箭内さん(タワレコやUNOのCMを手がけたそうな)、コンサル系の内田さんに細谷さん等々幅広い。
    個人的には藤巻さんの自分ブランドや小山さんのライフハックが気になったため、もっと深く知るために彼らの本を読みたいと思った。

  • 面白かった。それぞれの分野で活躍している9名の力強い言葉。箭内さんのクリエイティブ合気道や矢沢さんの話が特にいい。
    「かっこいい人には理由がある」
    いいですねぇ。
    内田教授の「情報は集めるより捨てる」というのも参考になります。他の方もいいです。その時の気分や状況によって、自分の琴線に触れる言葉も違う気がします。

  • 最近でている、地頭力、脳科学、セルフブランディングなどのいいとこ取りをしている本です。
    あれもこれも興味あるけど、いったいどれから読もうかな。。。と悩ん
    でいる方はとりあえずこれを読んでみてはどうでしょうか。

    知りたかったことが案外ここで解決しちゃうかもしれません。
    解決しなかったら、ごめんなさい。
    そのときはおとなしく知りたいことを詳しく書いてる本をよみましょう。


    内容はすごいためになりました。
    頭の使い方
    脳に良い生活とは
    セルフブランディングの方法
    などなど
    自分磨きにはもってこいの1冊かと思いますた

  • うるま市図書館蔵
    元気が出る本
    箭内さんのレクチャーは笑えて刺さります
    藤巻⇒TSUTAYAカレッジ
    小山⇒ハック関連本でつながりました

  • 仕事とプライベートを繋げる行動、意欲を示した本。基礎がまとめてある。

  • 考えるがついた気がする。まずは実践することだ

  • この本もまた内田和成早稲田ビジネススクール教授が参加されているので、以前から興味があった。出向先の仲間から貸していただいたまま忘れていたので、一気読み。
    丹羽宇一郎中国大使(元・伊藤忠商事会長)のパートがもっとも勇気づけられた。

    全体にイラストも多くわかりやすい構成になっているので、いつでも振り返って読める良書だと思う。

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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