すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート (KEIO MCC Intelligence Series)
- 講談社 (2010年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162968
感想・レビュー・書評
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さまざまな分野の著名人が簡潔に解りやすい語り口で、物事に取り組むコツや、自身が心がけてきたことを披露していて、とても興味深く読めました。なかでも細谷功さんの「地頭力」が良かった。グーグルの入社試験に出るような問題へのアプローチも面白かったし、対人関係に置いて「対人感性力」というまったく逆の力が要求されるという指摘が鋭くて、うなされました。小山龍介さんの分類しない書類整頓術も、とっても理にかなっていて頷けました。矢沢永吉のカリスマ性溢れるエピソードも、なるほど!、って感じでした。
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考える力を作るには?
→問題解決する人は、行動さは、気づき、受け入れる
一人で解決できることは限られているからこそ、流されてみる -
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タイトルや豪華なメンバーによって書かれているので読んで見た。読みやすくて読んでいて参考になったが、期待していたよりも一つ一つの内容が薄かった。茂木健一郎さんの話の中で24ページの筒井康隆さんの夢のエピソードと26ページのペンギンのエピソードが印象に残った。箭内道彦さんの広告の仕事のエピソードはどれも面白かった。73ページの「やりたいことを実現するための仕事って、何種類もあるんだと思います」という言葉が印象に残った。内田和成さんの130ページ自動車窃盗団の話が面白かった。築山節さんの143ページのコーヒーの話が印象に残った。香山リカさんの鬱病の症状の話が印象に残った。
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ただのハウツー本のようにも見えるが、各著者の本でその内容の深い部分を知って、理解出来ていればとてもよくまとまったノートのような使い方ができるだろう。
知らない内容については、導入編として読んで深く探求したいところをピックアップすることにも使える。
各方面の一流どころを一冊で読めることを考えると良本といえる。 -
とても素晴らしい本です。
<特に印象に残ったこと>
*「自分を変えられる」人は強い
*「こだわらない」と結果ができる
*内田和成 「最少の労力」で「最大の成果」をあげる方法
**「創造」することは「思い出す」ことに似ている
*「地頭力」の有無を見る5つのチェック・ポイント
*問題に知的好奇心がもてたか
*とにかく制限時間で答えを出せたか
*前提条件を決めて前に進めたか
*「情報がなくても」粘(ねば)れたか
*算出プロセスに注目できたか -
何回か、読み直したくなる本。
挿絵が多く、文字が大きめ、文章が少な目なので、読める人は一時間で読んでしまうかもしれない。 -
本屋の話題の本のコーナーにあって衝動買いして読んでいるのですが、いろんな分野の専門家の方々がそれぞれの見地から手短に的を得たコメントをしていて、とても面白いです。Evernoteに気になったページをどんどん撮って見返してます。