- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062166362
感想・レビュー・書評
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感情の起伏が少なく落ち着く。こんな感想を持ったのは主人公が事実や現象にみていることで、影響を受けたのかもと想像する。
クスッと笑うシーンもあるし、外から見ると環境がガラリと変わる場面もある。喜嶋先生やスピカさん等魅力的な人物も登場するし、ドラマチックでもある。
なのになぜか真っ白で無音の部屋でポツンと一人でいる感覚になるほど落ち着く。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99251228 -
大学生の橋場が主人公で、彼の研究室の助手である喜嶋先生との関わりや、研究についてエッセイのように描かれている。
私も理系の大学生だったので、理解出来る部分は所々あったが、喜嶋先生のような研究一筋の生き方が羨ましいとまでは思えなかった。最後ちょっと怖いし。
静かな世界で生きていくことが研究者としては理想的なのかなぁ。
なんだかすごく不思議な1冊だった。 -
この本に出合ったから、研究がしたくて大学院まで行った。研究に捧げる、あるいは囚われた人生は純粋で美しい。私の人生に大きく影響を与えた一冊。
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先生の世界は静かなように見えるけれど、心のうちはとても激しいものを持っていたのでは、と思った。その激しいものを手放さないために先生は静かな世界へと行ってしまったのかな。
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先生、ありがとうございました。
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淡々と語られる研究の世界。妙に生活感が排除されて、喜怒哀楽は少ないけれど平和な世界。