純喫茶「一服堂」の四季

著者 : 東川篤哉

• 講談社 (2014年10月9日発売)

感想・レビュー・書評

[nats0624さんの感想 · 2015年3月3日]

東川篤哉だな、という感じ。読んですぐ売るくらいの感じ。

[くろうまさんの感想 · 2015年2月23日]

シュールなブラックユーモアに満ちた連作ミステリー短編集。

ミステリーとしてよりも、小ネタの
自虐？ネタとかパロディ？ネタとか
そういうちょいちょい挟んでくる
ギャグがいい塩梅で楽しかった。

[setusbさんの感想 · 2015年2月23日]

初読みの作家さん。先にビ●リア、タレー●ンを読んだせいか、それらと、著者のオリジナリティが組み合わさったような印象。メイド喫茶風の衣装と可愛らしく物静かな女性をイメージさせる装丁と極度の人見知りで、推理は冴えるが、物を壊してしまったり暴言を吐いてしまうヨリ子さんの言動とのギャップが大きく少々受け入れづらかった。季節ごとの事件のトリックも、多少精巧さに欠けている印象があり、ウケ狙い感がありありな感じがしてしまう。そこが楽しめる要素だろうと思う。登場人物では美幸や夕月刑事がいいキャラだなと思った。

[zukoさんの感想 · 2015年2月22日]

事件は重いのに、軽く読める面白さはこの人ならではかな。

[marumaruchanさんの感想 · 2015年2月16日]

読みやすくて面白かった。最後のオチも。
軽目なのであまり負担にならなくていいです。

[永杜さんの感想 · 2015年2月16日]

人知れず、ひっそりとやっている純喫茶。
そこのオーナーは、非常に人見知りの激しい『女性』で。

四季、と言う事で短編４話。
最初と最後は分かりませんでしたが
夏と秋のトリックは推理する事ができました！
とはいえ、最後まで読んでなんとなく…ですが。

しかしそんな内容よりも、最後の落ちに驚きでした。
まさかまさかの…！
驚きの現実に、確かに妙な記述があったな、と
思い返してみたり。
事件よりも何よりも、そこが一番驚きでした。
ひっそりこっそり静やかに、でしたｗ

[kozakuraさんの感想 · 2015年2月6日]

また似たような設定の、とは思ったがやっぱり面白いね。

[peckerさんの感想 · 2015年1月31日]

この表紙の女性が何故に・・・
面白かったけど、短編４つで十分かな。
マンネリシリーズ化されないことを祈ります・・・

[あ．お．さんの感想 · 2015年1月28日]

東川さんの作品はこれがはじめてですが…予想してたものとかなり違っていました。
もっとこったミステリーを書く方なのかと思っていましたが、すっごく軽くて、軽すぎて拍子抜けしたほど。

事件はすごく猟奇的でグロテスクなものなのに、解決の糸口やトリックが軽すぎて…。
それに、登場人物ひとりひとりの設定も軽すぎました。
唯一おもしろかったのは最終章の時間の流れ。あれはおもしろかったです。

ミステリーを読むつもりの方にはおすすめできないです。ただ、シュールでユーモアあふれる軽めの作品をお求めの方にはおすすめです!!

コーヒーの話は思ってたより少ないかな(笑)

[みやびさんの感想 · 2015年1月20日]

2015.1.20.

著者プロフィール

１９６８年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、２００２年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「ＫＡＰＰＡ‐ＯＮＥ」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第８回本屋大賞第１位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」