純喫茶「一服堂」の四季

著者 :
  • 講談社
3.11
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本棚登録 : 698
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062191852

感想・レビュー・書評

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  • 軽すぎですわッ 軽すぎてアッという間に読んでしまいました

  • 2015.1.5

    古書と珈琲と東川篤哉ワールドな話

    謎解きメインで、、あれ?動機は何?
    でした。

    というか絵が、ねぇ?まんまじゃん 笑

  • ユーモアミステリーと作中で語られているほど、ユーモアがある話ではないが、作者お得意のテレビドラマ的な30分で話が完結するお手軽ミステリーを本当に手を変え品を変え、本当にさくっとまとめているのは大したもの。別にこの登場人物である必然性は全くないし、どこかのヒット作を彷彿させる主人公だったりして、キャラは立っていない。変わっているのはタイトル通り四季に応じた事件と、最後のネタバレが映像作品にはならないだろうということぐらい。

  • 一服堂のお茶のお供は猟奇殺人の解決編。連作短編集。この作家さんは2シリーズ目ですが、ユーモアライトミステリーでした。謎ディにビブリア古書堂とタレーランを足して、猟奇殺人を合わせたような作品ですが、謎ディのような雰囲気が漂うところをみると、やはり作家さん風なのかな?と思いました。

  • ユーモアミステリ連作集。ある意味文字通りの安楽椅子探偵が登場(笑)。超絶人見知りなのに謎が解けた途端毒舌、ってのはどっかで見たことがあるようなないような?
    お気に入りは「バラバラ死体と密室の冬」。なるほど、これは盲点でした。美しい密室、と言っていいかも……ええ、密室の定義としてはね(爆)。

  • うわぁ、これはダメだわ。
    東川さん、デビューからずっと好きだったのだけど、
    あの大ブレイクで変わっちゃったのかな。
    残念。

  • 東川さんお馴染みのユーモア・ミステリーですが…、
    東川さんご自身をパロったキャラを登場させるなど、
    他の作品以上に、遊び心のあふれる作品だったかな。

    これまでなら、作中の夕月刑事と黛刑事を、
    メインのコンビに持ってきそぅなところを、
    かなり異色な探偵として主役に持ってきた、
    「安楽椅子」と書いてアンラクヨリコさんの設定が、
    結構なやっちゃった感が、あったかもしんなぃな~?

    それも含めて、遊び心ってとこかもしんなぃけど…?

    な~んとなく、ゆる~く連作にはなっているけど…、
    最終話で、トリック以上に強引にぐるっとまわして、
    4話で完結させての、たぶん続編なしで…。

    東川さんお馴染み、お得意の作風ではありますが…、
    他の作品とは、同じよぅでいて、異色な感じもある、
    なにか、掴みどころのわからなぃ作品だったかも…。

    (評価は…、ふつぅといぅことでもなぃんだけど…)

  • 『放課後は…』の霧ヶ峰涼といい、この安楽椅子(あんらくよりこ)といい、このノリの良いミステリー、好きです。それと著者はわりと密室好きかしらと思ってしまいます。
    気分を明るくしたいときに著者の作品をよく読むかも。

  • 久しぶりに、東川さんの作品で震えた。
    表紙から騙しが入ってるっていう感想を見たり、最近の東川さんからある仕掛けを思い浮かべました。
    しかし、しかしそれ以上に上を行かれた。
    まさかそういうことで騙してくるとは。
    久々に傑作。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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