純喫茶「一服堂」の四季

著者 : 東川篤哉

• 講談社 (2014年10月9日発売)

感想・レビュー・書評

[moon-uさんの感想 · 2015年10月7日]

何故だか、この人の本は読むのに時間がかかる。

面白くないわけじゃないけれど、ちょっとくどいかな。

トリック解読はいいんだけれど、キャラが濃すぎるのか。

表紙のわりに猟奇的は殺人事件ばかりでビックリした。

[shifu0523さんの感想 · 2015年9月15日]

【収録作品】春の十字架／もっとも猟奇的な夏／切りとられた死体の秋／バラバラ死体と密室の冬

[playnonchinさんの感想 · 2015年9月15日]

最大のトリックに小気味よく引っかかりました。それ故、すかーっと後味の良い一冊になりました。たしかに！四季は毎年繰り返し来ますね‼︎

[るうんさんの感想 · 2015年9月12日]

古都・鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。エプロンドレス姿の美人店主は、恥ずかしがり屋で人見知り。しかし、事件となるとガラリと人が変わってしまう。動機には一切興味がない安楽椅子型の名探偵が「春」「夏」「秋」「冬」の4つの事件を鮮やかに解く、連作シリーズ！

[ayaponさんの感想 · 2015年9月8日]

『タレーラン』シリーズみたいなものかなと思ってたらそうじゃなかった。完全にキャラ読み小説だ。軽く書かれてるけれど起こってる事件全部猟奇的。登場人物のキャラクターがあまりにもかわらないから１年の出来事なのかと思えば１話ごとに１０年もの月日が流れていたとは……ということはこれはシリーズ化しないのかな。「烏賊川市」「謎ディ」「平塚おんな探偵」「霧ケ峰涼」「魔法使いマリィ」……などシリーズもの乱立してるしこれはこれでいいのか。

[hige0519さんの感想 · 2015年8月10日]

鎌倉、珈琲、人見知りの探偵と、何処かで見たような設定ですが、日常の謎ではなく猟奇的な殺人事件を扱ったコテコテのミステリーです。
トリックの出来が一番良いのは【春の十字架】ですが、マイベストは【バラバラ死体と密室の冬】。メイントリックはバカミス的ですし、若い読者だと知らない恐れがあり微妙ですが、そのメイントリックの隠す仕掛けが巧妙。タイトルもさりげなくミスディレクションになっていて上手いです。
【もっとも猟奇的な夏】と【切りとられた死体の秋】はトリックが見え易いのが致命的です。

[朔美さんの感想 · 2015年7月19日]

人気のある作家さんだからどうかなぁと思って借りた。
が、私的には合わないかな。

冬の事件はそうくるかと。
でも無茶苦茶だなぁ…

[gushikengushiさんの感想 · 2015年7月4日]

連作短編。
作品全体に仕掛けられた伏線は東川作品にしては珍しい。
３話目みたいなのは個人的に好き。トリックではなく使われたギミックに。
トリックだけならやはり１話目の十字架の必然性を問うものかと。

[町田マチルダさんの感想 · 2015年6月24日]

2015/6/24読了。

[honkokorogakuさんの感想 · 2015年6月6日]

主人公の設定が現実離れ。
猟奇ものと密室ものの推理に共感がわかない。
流し読みにはいいかもしれない。

著者プロフィール

１９６８年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、２００２年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「ＫＡＰＰＡ‐ＯＮＥ」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第８回本屋大賞第１位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」