純喫茶「一服堂」の四季

著者 :
  • 講談社
3.11
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本棚登録 : 700
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062191852

感想・レビュー・書評

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  • 最後、冬の章にだまされました。可愛い表紙、ライトな文体。東川さんだなー、と思って読んでいったら中身はバラバラ殺人、磔殺人、遺体を案山子に…となかなかハードでした。コーヒーはいまいちな喫茶店。でも推理は特級品。そこまで人見知りのバリスタも珍しいけど、キャラが際立って面白かったです。

  • 東川ワールド健在。この作家さんの軽さとユーモアと脱力感は、(ブレイクする前の)烏賊川市シリーズから大好きです。
    それにしても、1冊で連作短編集として完結しちゃったこの本の仕掛けかただと、シリーズ化は難しいですね。残念(笑)

  • 東川先生らしいコミカルネタ満載でしたね。タイトルの通り、春夏秋冬の四季のそれぞれの事件を描いていて、先生の作品にしては珍しく「連作」短編でした。
    単発の作品それぞれについては小粒感が否めませんが、通しで読むと、ほほぅ(笑)という。(あまり細かく書くとアレなのでぼかしますが…)
    さらっと読める、いつもの安心東川クオリティでしたw

  • 東川さんの本は初。最近流行りかどうかだけど、タイトルで読んでみた感じ。
    猟奇的な事件のわりに、バリスタがあっさり解決!?一話と二話は私には不完全燃焼。
    でもって最後の話が・・・
    深読みせず、さくっとタイプですね。

  • お馴染みのパターン。今回は探偵役の豹変ぶりを楽しめばよい。

  • 読んではみた。普通かな。

  • 平成27年4月3日開始
    平成27年4月12日完了

  • 最後の話が若干アレだったけど、締めくくりの感じは好きです。

  • 「マヂか(笑)」それが、読み終わった後の感想。

    いつもの東川篤哉の作品のように、コメディミステリーなんですが、最後のエピソードがね、まさに冒頭の感想になります。そうくるかと(笑)。

  • お嬢様に対する執事の毒舌が、
    お客様に対するバリスタの毒舌に置き換わった感じ。
    4つの短編集の登場人物(お客さん)が少しずつかかわるところがすき♪

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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