純喫茶「一服堂」の四季

著者 : 東川篤哉

• 講談社 (2014年10月9日発売)

感想・レビュー・書評

[cherry00さんの感想 · 2018年12月11日]

想定とはほど遠い、猟奇殺人が集まる純喫茶だった（汗）ちゃんと目次読んでから読めばよかった。
ラストの時間軸のところはちょっとタイムスリップしてるみたいで二度見してしまった。

[あいちのいちさんの感想 · 2018年8月19日]

推理小説では珍しいメルヘンチックな表紙絵に一抹の不安を覚えながらも、珈琲好きな私は「純喫茶」のタイトルに惹かれて手にしてしまった（笑）内容的にはオヤジギャグを盛り込んだ軽めのミステリー（失礼！）で、推理小説とは異なる作品だが最後まで読んでしまった(*^^*)

[末期ー。さんの感想 · 2018年8月15日]

十字架縛りかと思えばそうでもなく？
最後の歳とってから皆集合の回が良かった。

[kiyom93さんの感想 · 2018年7月20日]

軽めに展開し、サクサク読めて良かった。東川氏らしさ全開。最終話は少しふざけ過ぎ感あるが、これも著者らしさ。

[まいつきさんの感想 · 2018年2月11日]

タイトルのせいで、最終話の時間差に対しての驚きが倍増。いや、もっとか。
「四季」というのだから、タイムスケジュールは1年間だと思うじゃないか。各話も春夏秋冬になっているし。

謎解きどうこうでなく、そんなところでまんまとやられました。
1冊通しで読んだからかなぁ。

[館長さんの感想 · 2017年10月26日]

(収録作品)春の十字架／もっとも猟奇的な夏／切りとられた死体の秋／バラバラ死体と密室の冬

[母。さんの感想 · 2017年10月8日]

ひぇ〜〜、舐めてた。やられた…。
「終わりよければ、全てよし」という感じで、いい読後感になってしまった。

[hiropopさんの感想 · 2017年9月5日]

軽い感じだけど、なかなか面白い推理だった。


古都・鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。エプロンドレス姿の美人店主は、恥ずかしがり屋で人見知り。しかし、事件となるとガラリと人が変わってしまう。動機には一切興味がない安楽椅子型の名探偵が「春」「夏」「秋」「冬」の4つの事件を鮮やかに解く、連作シリーズ!

[kei_mさんの感想 · 2017年8月26日]

鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。
美人店主がお客の話を聞いて事件を解決するという安楽椅子探偵ものだが、登場人物たちのキャラで読ませるユーモアミステリ。
ラストはさすが東川篤哉氏、やられた。
(図書館)

[ちゃげさんの感想 · 2017年5月11日]

猟奇殺人事件４話になるんだけど・・わりと面白いんだけど・・東川作品って、何か足りない気がする。「謎解きは・・」が好評だったから、そのパターンに拘ってるのかな。設定も推理物としての内容も悪くないんだけど、キャラが弱い？いや、わざと浅くしてる感じ。ユーモラスはいいんだけど、パターンで滑ってる部分も多いし・・足りないってより欠けてるみたいな・・それが作風なんだろうなぁ～
まぁ、気楽に読める推理物としては及第かな？３話、４話はキャラの遊びがちょっと過ぎてるかも（笑）

著者プロフィール

１９６８年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、２００２年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「ＫＡＰＰＡ‐ＯＮＥ」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第８回本屋大賞第１位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」