著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194853

感想・レビュー・書評

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  • 4.0 台北を舞台にした話し。直木賞受賞作だけありさすがに面白かった。

  • 直木賞作品、東山さんの文章は日経のコラムで親しんでいたつもりだが、休暇ということもあり、スラスラと読み進めた。
    表紙カバー写真は中国山東省の風景か?

  • いつも読まないジャンルだけど楽しめた

    2017.4.16

  • 台湾のお話。この辺りの歴史は、とても弱い。

  • 舞台が外国なので仕方ない面はあるにしても
    登場人物が全員漢字の名前で全く親しみが持てない為
    何回出てきても「あれ?これとこれ違う人?」になってしまう。
    最後の方で冒頭登場人物を説明してくれているページを発見した。
    時すでに遅し。

    お祖父ちゃん、結構あくどいよね。
    ただ自分がしたことで受ける恨みもちゃんと理解してた。
    結果、殺されたけど可哀想と思ってしまう自分がいる。
    大虐殺された一族からしたら、恨んでも恨み切れない。
    それこそ叔父さんのように一生をめちゃくちゃにされるんだろう。
    でもなんだろうな~、憎めないんだよなぁ。
    多分一生懸命生きてた人だからなんだろうな。
    秋生が恨みの連鎖をとめられて良かった。

  • 国共内戦で台湾に流れ着いた祖父。
    祖父と私を取り巻く人々の関係を中心に、話が展開される。

  • 一気読みしてしまいました。
    なんにも考えず、ただただ引き込まれた。力強くて爽やかな読後感。

  •  台湾における現代風俗小説。

  • この作家さんのファンの方に勧められて読んでみた。
    時代や状況の設定上、物語がすごく壮大で歴史私小説というか主人公の自伝を読んでいるかのように感じた。
    おもしろかった。

  • 台湾や中国、日本の歴史的背景をさらりと描きながらも
    ミステリー要素も含んでいて
    後半の盛り上がりはとても面白かった。

    登場人物を把握するのは大変で
    誰だ誰なのか、敵対している人の相関図が頭の中でしばらく混乱していたのも事実。
    それを差し引いてもここまで手に汗握って物語りを読みすすめることができたのはすごいことだと思う。

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著者プロフィール

1968年台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡県に移住。 2003年第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』で、作家としてデビュー。 09年『路傍』で第11回大藪春彦賞を、15年『流』で第153回直木賞を、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。 17年から18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞する。『Turn! Turn! Turn!』『夜汐』『越境』『小さな場所』『どの口が愛を語るんだ』『怪物』など著書多数。訳書に、『ブラック・デトロイト』(ドナルド・ゴインズ著)がある。

「2023年 『わたしはわたしで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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