悪夢の棲む家 (上) ゴースト・ハント (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
3.89
  • (265)
  • (185)
  • (329)
  • (7)
  • (4)
本棚登録 : 1642
感想 : 148
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062551564

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ゴーストハント7巻まで全部読み終わってから読んだ。
    文が麻衣の一人称から三人称?に変わったためか、出来事がよりミステリー?ぽくなった気がする。個人的にはこっちの文体のほうがお気に入り。

    麻衣とナルやぼーさんと安原さんの掛け合いも健在で、凄く面白かった。 上巻はきりのいい所で終わったから、下巻に期待。

    ただ、ゴーストハントの絵になれていたためか、 絵古っ!とびっくりしてしまった(笑)

  • 読了。

  • 11月25日読了。図書館。

  • 内容は、悪霊シリーズらしくじわじわ迫り来る怪異話で面白いです。
    ただ、 悪霊シリーズを読み始めた時には若干引いた、あの麻衣の少女小説全開な一人称の文章に慣れてしまうと……このホワイトハートに移ってからの三人称の語り口が、どうしても物足りなく感じてしまうんですよね。当初はあんなに苛々した麻衣の元気いっぱいな口調がないと、なんだか寂しい(笑)
    まあでも、一人称ではできないアプローチができるという利点は確かに大きいような気がします。物語のシリアスさやひたひたと迫る恐怖は悪霊シリーズの頃よりもよく伝わりました。

  • ティーン向けだな・・と思いつつ引き込まれてしまうのは小野主上の巧さですね・・。

    気になって、先へ先へと読み進んでいきました。

    おぞましい場面などは見たかのようにリアルですね・・
    質感まで伝わるのは流石です。

    ここで面白いのは、心霊肯定派と対峙する否定派の広田。
    彼の言ってることは、普段自分でも思っていることと被っていて、そりゃそうだよね、疑っちゃうよねと思うんですけど、読み進めるに従って広田の行動に嫌悪してしまうんです。
    なのに終盤ではまた広田に親近感さえ湧いてきて・・
    自分の気持ちがいかにいい加減か思い知らされます。笑

    そして心霊現象の調査事務所所長であるナルが、一番心霊に対して懐疑的ではないのかと感じさせられたのも面白い。

    後半から、怒涛のようにストーリーが進むところは「屍鬼」にも共通するところかなと思います。
    ラストでの意外な展開にも共通点かな・・。

    ティーン向けなために、登場人物の年齢が若いのが、私としては違和感がありましたが。

    せめて所長はあと10歳は年をとっていてほしかったな・・と。

  • 感想は下巻にノシ

  • 前半はあまり怖くなかったです。
    私の大好きなぼーさんがなかなか出てきてくれなくてやきもきしました(笑)

    後編は絶対怖くなるんだよな…そして皆がはやく揃わないかな。
    と、ワクワク思ってしまいます。

  • ゴースト・ハントシリーズの続編。

    続編ということを知らずに読み始めてしまい、ときどき「?」ということがあったけど、それも気にならないくらいどんどん読めて、この本単体でも十分楽しめる。というか、コワイ。
    以前は入手困難だったシリーズも今はリライト版が出たので、これから読むなら、先にちゃんとシリーズを読破することをお勧めします。

    '12.7.19追記
    どうもマンガ化されるらしい・・・!詳しくは次号のダ・ヴィンチにて。

  • ゴーストハントの続き。
    後書きを読むと、ホワイトハートに書くために、文章もテンション上げて、頑張って書かれたんだなというのが伝わってきてちょっと微笑ましかったり。
    いくつもの事件を解決して、それぞれが近づいている様子がなんともイイ感じ。

  • メディアファクトリーのゴーストハントシリーズを読破してからの「悪夢の棲む家」

    若干ナルの口数が多い?乱暴な物言い?まぁキャラは変わっていないので特に違和感はない。

    まだジョンと綾子が出ていないのでたのしみ。

全148件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野不由美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×