お面屋たまよし (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 360
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062694612

感想・レビュー・書評

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  • YA!文庫シリーズにどんどんハマっております。今回は時代モノです。
    お面屋をしている太良(たいら)と甘楽(かんら)のふたりは、赤ん坊の頃に山に捨てられ、面作師(おもてつくりし)の弟子として育てられたのですが…ふたりを陰ながら見守る人たちが…。
    妖面(ようめん)という自分がなりたい姿になれるお面と、それを欲しがる人々のおはなし。
    迅雷と竜胆さんが楽しすぎる(笑。

  • 中高生向けのレーベルから出ている時代物?ファンタジー。

    キャラクターや展開がアニメっぽくて、いい意味でとっつきやすく読みやすい。
    時代物苦手で「しゃばけ」くらいしか読んでないワタシでもサクサク読める。
    挿絵も雰囲気に合っててとても良いです。

    しかし作中に出てくる女性が結構悪意ある感じで描かれてることが多くて、ちょっと後味の悪さがあるかも。

  • 文章も設定もしっかりしている。読みやすい。心理描写もわかりやすい。

  • 久々に上質のジュブナイルに出会った。

  • ★★★★☆
    腕の良い二人組のお面屋は、夜になるともう一つの名を名乗る。
    そのお面をつけるとなりたいものになれるという。
    しかし、元の顔を取り戻せなかったとき。。。
    お面をかぶったものは、自分と深く向かい合うことになる。
    おもしろかった!続き読みたい。
    (まっきー)

  • 表紙を見ると、このまま漫画やアニメになりそうな感じも受けます。
    最初に、ちょっと悲しい怖い話を持ってきておいて、あとは安心できる話を配置してあるあたりが、うまいなぁと思いました。
    子供の本ではありますが、大人の世界を垣間見るようなところもあります。
    歴史など分からなくても楽しめる和風のファンタジーで、まだまだ、謎も多い作品なのでこれからの展開に期待してます。

  • なんだか少し怖いです。面の話ですが、やはり人の心ってすごいなと改めて思いました。

  • 純粋に子供向きかな。
    面白そうな設定ではあるんだけれど
    大人対応ではありませんでしたナ。

  • YA作品らしい作品だった。

  • 気になってたので買ってみました。

    1話目読んだ感じ、失礼ながら「あー、よくある感じー」と思ってしまったんですが、2話以降がすごく良かったです。
    「自分ではない誰か」になれた時、人はどうするのか。
    色々と膨らみそうな設定だし、じわじわとキャラクターに味が出たりしたので続きに期待!っていう感じ。

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著者プロフィール

『ユリエルとグレン』で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。おもな作品に「お面屋たまよし」シリーズ、「死神うどんカフェ1号店」シリーズ、『メイド イン 十四歳』(以上、講談社)『墓守りのレオ』(小学館)など。「少年Nの長い長い旅」(YA! ENTERTAINMENT)と「少年Nのいない世界」(講談社タイガ)両シリーズを同時刊行して話題となった。『拝啓 パンクスノットデッドさま』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2023年 『化け之島初恋さがし三つ巴 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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