お面屋たまよし (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 360
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062694612

感想・レビュー・書評

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  • 婚約者を取り戻したい若者。
    美人を体験してみたい娘。
    母親の真意を知りたい少年。

    様々な理由で面作師見習いの少年たちの元を訪れ、
    望む者になれるという妖面を買い求めます。


    ―もし感情が暴走してしまえば、人間にすら戻れず退治されてしまう。
    ―危険な賭けだけど、成し得たい事がある。
    客たちの心情が丁寧に描かれているので、彼らの選択も自然に受け入れられました。

    全編を通してどこか哀しさが漂うのですが、前に進もうという気持ちも出てくる、清涼さがある読後感でした。

    図書館スタッフ(学園前):あんりみ0

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    帝塚山大学図書館OPAC
    https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/768853

  • ・お面屋の見習い、甘楽と太良が、いろんな人と出会い、その人たちの運命を変えていくところが好きです。話の最後が気になって、次へ次へと読み進めてしまいます。
    ・よう面によって分かる真実や、うそ、人の人生までも変えてしまうお面。良い終わりもあれば悪い終わりもある。少しこわい所もありますが、わたしはとてもおもしろいと思います。

  • 設定に魅力を感じるけど、人物に感情移入出来ないなぁ(^^;
    このままシリーズが続くようですが大きなストーリー主題はどう展開していくのでしょうか?

  • 魅力ある登場人物が出てくるので読んでいて楽しかった。妖面を手にしたいそれぞれの思いがあるんですが荒魂化してしまったのを浄化するのもなんとも言えない気持ちになる。先に人として出会ってるからなおさら。なんとなくBLEACHを思い出して嬉しくなりました。

  • 最初はちょっと面白くなかったけどだんだん面白くなっている話だった

  • チビ1号、移動図書館にて

  • 結構あっさりお面売っちゃうのね。

  • 始めの方は何度か読み直ししましたが、話がすすむにつれ面白くなってきました。一番好きなのは、お勝の話。潔くてよかったです。

  • 庵者。或,创作的语。不要泪。

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著者プロフィール

『ユリエルとグレン』で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。おもな作品に「お面屋たまよし」シリーズ、「死神うどんカフェ1号店」シリーズ、『メイド イン 十四歳』(以上、講談社)『墓守りのレオ』(小学館)など。「少年Nの長い長い旅」(YA! ENTERTAINMENT)と「少年Nのいない世界」(講談社タイガ)両シリーズを同時刊行して話題となった。『拝啓 パンクスノットデッドさま』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2023年 『化け之島初恋さがし三つ巴 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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