ST 警視庁科学特捜班 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062732062

感想・レビュー・書評

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  • 新しいシリーズが始まった。面白い!

  • ST 警視庁科学特捜班
    ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人
    ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

  • 科捜研のはみ出し者や変人を集めた特殊チーム。
    翠と青山と黒崎以外あまり目立ったなかった印象。
    特に捜査自体は、ほぼ青山のプロファイリング頼りな気がする。
    そういう意味では特捜班というチームとしての彼らは印象に残らなかった。
    続編も読んでみようかなとは思う。

  • 警察ミステリ。タイトルからすると科捜研もののようだけれど、少し毛色が違います。登場する面々は、それぞれに突出した能力(と、なんらかの恐怖症も?)を有していて、言うなら警察戦隊ものっぽい雰囲気も。キャラ立ち満載で楽しめます。
    ミステリ部分に関しても、プロファイリングや科学捜査などと読み応えばっちり。さまざまな豆知識も興味深くて、これはシリーズ追いかけたいなあ。

  • 2014/5/25借り

  •  これほど多作だとどれを読んでも似たり寄ったりで特色を出すのが大変だろうというのはよくわかる。そこでこういう異能者集団をつくりあげたわけだ。いやあ現実感皆無だけどこれはこれでおもしろい。まさにエンターテインメント。科学特捜班STというとなんかすごい最先端分析技術で微細な手がかりを客観的かつ動かぬ証拠に仕上げるとうイメージなんだけど、これがまるでちがう。赤城、黒崎、青山、結城、山吹のメンバーそれぞれがもっているのはあまりに人間的な変人性と科学を超えた超能力だ。どこが科学特捜班なんじゃ(笑)。そこにちょっと頼りなげな上司の百合根とたたき上げ刑事の菊川、これが主役たる豪華キャスト。解決すべき事件は中国人ホステスの連続殺人であるとかアメリカから送り込まれた極秘工作者とかまあそんなことはどうでもいいな。5人を存分に活躍させるには一作では不足なので、それはこの後のシリーズに期待してくださいということなのだろう。

  • 続きが気になってあっという間に読了。青山のプロファイリング披露から話が一気に進む。その後は想定の範囲内だけど、戦隊ものみたいな特集能力を持った5人の活躍がおもしろい。
    日本人の祟りを恐れる宗教観の部分は興味深かった。

  • どこら辺が科学特捜なのかさっぱり分からなかった。心理特捜か、っての。風呂敷広げて期待させて、何だこりゃって感じ。あんだけ人数揃ってて、結局青山の推理(!)と黒崎の武道、名前忘れちゃった人の聴覚しか役に立ってないと思った。シリーズ序の口としても始まっていない。

  • STシリーズ5冊目にして、シリーズ1冊目を読んだ(笑)
    これを読んで納得したこと。赤、青、黄、緑、黒の調査ファイルシリーズはSTの5人の名前の色だー!!ってことは、その色の名前の人が主人公になってたのかなー?もう一回確認してみよー♪
    しかもこれ、ドラマになってたんだ(^_^;)いつのことだろう。見てみたかったなぁー。
    STに協力的な菊川さんも最初は反発してたんだね~!このシリーズ全読破したい!1冊目から順番に読んでいきたかったなあ、ざんねんw

  • STシリーズの1冊目。再読。
    私は何故か一時期講談社刊の今野敏作品は全部伝奇小説だと思ってた。なんでだろう。
    警察小説…ですがこのSTシリーズは捜査に携わるSTのメンバーに一種超能力ともいえる能力を持つ人間もいるのでよりエンターテイメント寄りの作品にはなっているように思う。特にこの作品には、後の物語に影響を与えそうな黒幕の存在がある(これ以降の作品には今のところ登場していない)もしかしたら今野さんの考え方によっては伝奇ものになってたのかも

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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