宝石の国(2) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 132
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879506

感想・レビュー・書評

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  • もはや癒やしグッズ。


    なんかもうきれいだなーーー本当に。

    アドミラビリスのウェントリコススがぶよぶよなのが、
    「肉」なんだということで、
    すごく腑に落ちた。

  • ようやくキャラがちょっとずつ分かってきたし、「!!」となるシーンももちろんあって面白いのだけど、まだすごく面白い!というところまでいけない、わたしの中で。フォスはほんとうにかわいいやつだなぁとは思うのだけど。
    市川先生の他の作品みたいに、読んだあとほああってなるあの感じが足りない…。もう少し我慢して読んでたらその瞬間がくるんじゃないかしらと思って次巻も楽しみにしています。

  • この星には、かつて「にんげん」という動物がいたという。
    遠い未来、不死のカラダを持つ宝石たちと、月人の戦いが続いていた。主人公・フォスフォフィライトは、その最中に出会った貝のような生き物に誘われ海の底へ向かうが-ー。強くてもろくて美しい、戦う宝石たちの物語。
    ----------
    貝に吸収されるという事故を経て、「貝のような生き物」と話せるようなフォスフォフィライト。アニメで見ていたストーリーだけれど、ウェントリコススはこんな風に感じていたのだなと表情を見ることができた。切ない。

  • フォスの脚がパワーアップ(?)する展開、個人的にすごく好きです。

    人間というものについて考えさせられる台詞が出てきたが、人間が生き急ぐ生き物と描かれるたびに今こうやってだらだら漫画読んでる自分はなんなのだろう…という気持ちになる…。

    1巻よりも、ググッとお話が動き出していて続きが楽しみ。

  • 最初のページがカラー絵の人物紹介でキャラ把握が出来たので誰だっけ?という余計な事を考えずに読めましたw
    難しい雰囲気漫画かと思ってましたが、話は読みやすいです。身体が粉々にバラバラになるのが地味にウワァってなりますね。血は出ないけどグロいですw

  • 主人公「フォス」をはじめとした宝石の身体を持つ28人と、彼らを狙う「月人(つきじん)」の戦いを描いた物語第2巻です。

    孤独な「シンシャ」と交わした約束を守るため奮闘するフォスは、問題解決のヒントを探して海の世界へ行くことに。
    しかし、新天地へ向かった代償は大きく……。
    と、一進一退が続く展開がもどかしくも感じられますが、圧倒的な世界観で飽きさせません。

    1巻ではとっつきづらく感じられた難解な設定の数々も、謎が謎を呼ぶ展開と一緒に咀嚼するうちに慣れ、1巻を楽しんだ方は存分に堪能できる内容になっています。

    2巻からは毎巻口絵にキャラクター紹介があるので、多少のブランクがあっても確認しながら読み進められ、親切です。

  • 世界観がとても好き。綺麗で哀しくて怖い。主人公の変化が非常に早くてドキドキする。シリアス方面が強くなって来た。この作家さんの作品はどれもシリアスでちょっと哀しくて怖いのにとても綺麗で魅了されてしまう。続きが気になる。

  • 先生、やっぱり寝てたんだ(笑) 王の裏切りは辛い。その前の「死は何もかも台無しにする代わりに 生を価値あるものにする そう悪いものでもない」と不死である宝石に語った王だからこそ余計にね。さて、俊足になったフィスだけど、アメシストと一緒に戦えるのか!?

  • 今回もとても美しい世界です。
    表紙からしてキラキラ加工してるもの!
    先生が法衣着てるのもかっこいい。
    脆くて美しくて不老不死の宝石たち。髪が透き通って反射してるのが好き。海の中の世界もとてもとても美しかった!白黒なのにフルカラーに見える。クラゲの王様の姿にはびっくり。
    そして、かつて存在していた人間が肉と骨と魂に分かれて、それが月人や宝石たちになっていったという世界観。それも綺麗でいいですね!

  • いいです…!!!
    生きている台詞が沢山あって、漫画ではあるけれど宝石が輝いている。この別世界で流れる時間が、とても素敵。
    なんだかんだ、思いやっているシンシャとフォスがいい。きっと市川春子さんの創る静かさだからいいんだろうなぁ。
    3巻読みたい…。

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川春子の作品

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