恋と嘘(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1029
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063952841

作品紹介・あらすじ

「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!?

「誰かを好きになる」━━人はいつの間にその罠に墜ちるのか。人生のパートナーを国が決める世界。それは希望であり、絶望であった。どこにでもいる古墳好きの少年・根島由佳吏は、そのちっぽけな胸に、燃えるような恋心を秘めていた。恋が許されない世界で、16歳の夜、少年は、禁じられた冒険へはしり出す!!

感想・レビュー・書評

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  • (最終巻まで読了済)
    これはめっちゃ面白かった。お互いを思いやり、譲り合いながらの歪な三角関係。それが、徐々に明かされてゆく各キャラクターにまつわる真実とうまい具合にマッチしていて、とても楽しめました。
    三角関係自体はよくある素材だと思いますが、それに対する味付けにはとても素晴らしいものがあったと思います。

  • アニメから入ったけど、一巻を読んだ限りでは、アニメは原作に忠実に作られていたんだなと。
    ヒロインの描写に全精力が傾けられていて、清々しい。主人公はさすがにもうちょっとシャキッとしてほしい。

  • 政府通知によって結婚相手が決められる世の中
    片思いしていた美咲に告白、両思いだったのも束の間
    莉々奈との政府通知が届き、美咲にも政府通知の相手を大事にしてほしいと言われる
    恋に興味津々な莉々奈に美咲との仲を応援される
    ネジに対する芽生えかけた恋愛感情を否定するために美咲とのキスを強制する
    そして仁坂にも好かれるネジ


  • 政府通知で結婚する相手が決まる

    ゆかり
    りりな

  • マンガボックスで連載中の恋愛漫画です。
    ラブコメ等ではロミオとジュリエットの劇をすることが多いですが、この作品も少なからずそこから着想を得たのかないう気がします。(実際作中でもロミオとジュリエットの劇をしてますし)
    好きな人のために政府という大きな困難すらも乗り越えようとする主人公の姿を見ていると、全力で恋愛してた頃が懐かしく思われます。

  • かわいい

  • 絵が可愛いなぁって思ったけど、内容もおもしろい!
    あと描いてる人の絵のこだわりがすごいなぁって思った!

  • ネジが3人に分裂すればみんな幸せになれるのにと思う…。とにかく仁坂には幸せになってほしい。

  • 6巻まで読了。続きを買うことをためらわなかったし、実際買ってよかったと思う。

    タイトルのとおり恋愛漫画だが、ラブコメと少女漫画の中間のような印象だ。

    絵は丁寧で安定感もそれなりにある。何より表情が魅力的で、美咲や莉々奈の表情はときめきだけに留まらず思わず襲いたい衝動にかられてしまうほどだ。
    実際主人公もヘタレのようにみえて結構積極的なので、その辺の衝動も上手い具合に描かれており、あまりモヤモヤもしない。

    この作品の一番の特徴はやはりゆかり法だろう。一見突飛な設定だが案外肌に馴染みやすい。現実には色々な観点から無理だろうなと思うのだが、この世界はそれを現実として回っている様子がきちんと描かれているし、実際にあったらこんなことがあるんだろうなというエピソードが散りばめられている。

    恋における障害の設定は恋愛漫画の肝だろう。
    BLが女性の心をつかむ理由として、身分や家柄、政略結婚などの障害が少なくなってきた現代において、同性であることの葛藤に大きな障害を見つけ、それに魅力を感じるのではないか、とはよく言われることだと思う。近年同人界でオメガバースが流行ったのも恋愛における障害の設定に惹かれた人が多かったからなのだろうと思う。
    本作ではそれを担うのがこのゆかり法で、それがネジ、美咲、莉々奈、それぞれの心境に複雑に絡み、物語を面白くしているところだが、主人公に恋する男という仁坂の存在が、その設定を余すことなく活かしている最たるものだと思う。

    「見せてやるよ お前があの時言ってたやつ その恋は無意味じゃないっていう"証明"だっけ?」

    オメガバースが同性愛に優しい設定だったのに対して、ゆかり法は少子化対策が前提にあることから、フラットな世界観に比べても同性愛に残酷だと思う。
    その中で同性に恋い焦がれてしまう仁坂の切なさははかりしれないものがある。そしてそこにとても心揺さぶられるのである。

    仁坂のことがメインになってしまったけど、美咲と莉々奈も仁坂と同じくらい語りたいほど魅力的で、ネジもそんな魅力的なキャラクターたちに愛されるのがよくわかるいいキャラなので、読んで確認していただきたいところだ。

    謎もまだまだ散見されるので今後の展開に期待したい。

  • 既刊読了

    導入から最新刊に至るまで色々といい意味で裏切られました

    美咲はあんまり好きじゃないけど基本全員推せる…
    仁坂くん幸せになって??????

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