宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800549

感想・レビュー・書評

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  • そういえば少し前にアニメ化されたなぁ~と手に取りました。軽く読める作品ですがちょっと漫画みたいだな、と思いました。

    個人的な感想なんですが、外国の人が日本人と同じ抑揚で日本語をしゃべるってのが少し違和感。発音とか少し違ってもそれは仕方ないんじゃないかな、と思ったり。後、宝石のようにきれいな男、という形容詞にも少し引っかかるけどそれは、まぁ、フィクションだしなぁ。

    店主にも注意されてましたが主人公のボクちゃんの勤務態度がどうにも苦手でした。雇用主やお客さんはお前の友人じゃないんだぞ?と言いたい。最初に依頼するときの態度も横柄だし今どきの子ってそれで許されるんだろうか?
    というわけでシリーズ物みたいですが私はここまででいいかな。宝石のマメ知識とかは面白かったんですけどね。

  • 宝石の知識が、分かりやすかった。
    また、次のシリーズも読みたくなりました。

  • 作者と価値観が違いすぎるのか、そのエピソードでなんでそういう心情になるのかわからない、って話が多かったな。

  • 宝石についてはうっすらとしか知識がないので初めて知ることも多かったです。

    リチャードはクールそうに見えて甘いもの好きだったり優しいところもあるしどんどん魅力的になりそうな予感。

  • 石の知識が楽しい。ロイヤルミルクティー美味しそうだけど、宝石店の冷蔵庫が牛乳だらけなのを想像するとちょっと面白い。続きも読もうかな。

  • アニメ化するらしいので、読んでみました。
    愚直で恋愛脳な正義のキャラが苦手。上司であるリチャード氏にため口で「お前」呼ばわりしてるのも何か嫌。リチャード氏への容姿礼讃がくどくて、はいはい美形美形…となってしまった。しかし、アニメ映えするキャラクターではあると思います。
    宝石の蘊蓄は興味深かったです。宝石沼は深そうだ。

  • 来年アニメ化することがわかって、まとめ買いしてしまった。
    内容がわからないのに(普通は、1巻読んでからまとめ買いすると思う)、シリーズ物が理由とアニメ化の二つの理由で買って、後悔はあまりしなかった。

    1巻は、なるべくゆっくり読んで2日間だけで読み終えた。
    正義、正義みたいに人を助ける姿を見て、名前の通りな人だなぁと思う。祖母の過去は、びっくりしたが、被害者普通だったら、怒ってもいい話だと思う。自殺までしたのに、心から感謝の姿を見て、私もこの婆様みたいになりたいと思った。

    嘘ついてホスト(女性)に告白した?シーンを見て、彼女の言葉にはびっくりしたがカッコいいと思った。

  • 大学生の正義はある日、外人でありながら日本語が流暢で容姿端麗な宝石商リチャードを助ける。持っていた宝石を鑑定してもらったところ、それが祖母の盗品だということをリチャードは見抜き……
    宝石に込められた思いや謎を解く、ジュエルミステリー。宝石の知識は楽しいし、ハピエンなのがよき。

  • 冒頭数ページでするっと助けてするっと出会うので最初は何事かと思ったが、読み進めるうちにどんどんこのシリーズのよさが分かってたまらなくなってしまう。

  • 酔っ払いに絡まれている美貌の男性を助けた。

    そしてありつけた、体に優しいバイト。
    ものすごく正直に生きている主人公には好感が持てますが
    確かにこんなに言われると…言われ慣れている人間でも
    かなり恥ずかしい気持ちになれます。
    宝石商の彼の妙な言動が、ものすごく分かりますw

    宝石を全く知らない主人公なので、知らない知識やら
    知っている知識やらオンパレード。
    それだけでも楽しいです。
    話としては、石にまつわる人間関係?
    なかなか色々なものがでてきますが、これはもしや
    最後の落ちのため…とか考えると笑えます。
    とりあえず主人公は、誤解を解かねばなりませんが
    ひきずりまくりそうです…w

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著者プロフィール

9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン賞を受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー。

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