宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2143
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800549

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです!二人の関係が可愛くて面白いです!(((o(*゚▽゚*)o)))♡
    宝石についても初めて知ることばかりで本当に面白かったです!
    続きも気になるので読みたいです^^

  • 主人公である正義(せいぎ)と彼が助けた外国人の宝石商リチャードの二人が銀座の宝石店を舞台にお客様が持ち込んだ宝石とそれをめぐる人間模様や心情を解き明かしていくことになります。最初は正義が若干一直線過ぎるように思いましたが、彼がリチャードに窘められたり、彼の誠実さに救われた人間もいるという結末の話もあり読んでいてホッとしたのと、宝石の価格や価値についての話もあり読みやすかったです。

  • 宝石について知識がついて教養が深まった気がする。

    表紙にもある通り美貌の持ち主リチャードと、素直な大学生助手、正義くんとのこれからの関係にも期待がもてる。

    短編集で区切りよく読める。

  • うん、とてもキャラクター小説らしく、キャラがたった作品だった。宝石のような美貌を持ち流暢な日本語をあやつる宝石商✕真っ直ぐでお人好しで恋愛に奥手な大学生。好感の持てるコンビ。正義のバイトながら、宝石について自分なりに勉強しようという姿勢もいい。たとえそこに恋愛に繋がるという、ちょっぴりよこしまな心があったとしても。
    ただまぁ…個人的には2巻目以降も買いたいというほど好き!とはならなかった。

  • 美形な外国人リチャード(と大学生・正義)の営む宝石店にやってくるお客さんの悩みを解決していく日常ミステリー。まとまった短編がいくつかあり、短編ごとにある特定の宝石が登場するという構成が面白かった。しかし、なんとなく読んでいてしっくりこないまま終わった。

  • 2020/12/02-12/07

  • 20/11/08読了
    好みではなかったかなあ

  • 超有名(?)なタイトルを、ようやく読む機会に恵まれた。
    (図書館で借りた)

    そうか、このシリーズってオレンジ文庫やったのか…(好きなレーベルなので期待値があがる)。

    それでも、ナルシストすぎるキャラや宝石そのものにさして興味がないので、
    「面白いけど、それまで」
    と、いう読了感になるかな~、そもそも読了できるかな~と、思っていたら、なんのことはない。

    めちゃくちゃ面白かった。

    宝石に興味はなくても、宝石にまつわるエピソードには興味がある。また、そのあたりをとても面白く、分かりやすく、読みやすく書いているのですぐにのめりこんだ。

    そのうえ、キャラ設定の妙が~。笑

    わたしは腐女子やけど、そういう目線では読んでいなかったのでいろいろ
    「へー」
    って思った。

    語弊はあるけど、どことなくヒムアリみたいな感じかな……。
    (キャラの距離感が)

    素直でまっすぐな主人公って見ていて気持ちがよくていいね。

    続きも読みたいけど、なんと図書館に蔵書がない。残念…。

  • 大学生の正義と宝石商のリチャードの、宝石を介した人の悩み?迷い?に寄り添う物語。Case1の正義の話にはびっくりしたなぁ。おばあちゃんなりの生きる術だったんだろうな。
    ・・・宝石が欲しくなる。

  • あり得ない設定なのに楽しめる!

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著者プロフィール

9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン賞を受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー。

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