- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461855
感想・レビュー・書評
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人には闘うための理由がいるのだ。
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呼延灼戦は熱い!
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呼延灼vs梁山泊
珍しく青蓮寺の出番はほとんどなし。
韓滔が良い感じ。 -
呼延灼率いる地方軍が梁山泊軍と激突。
今までの官軍と違い、精鋭の軍が恐るべき戦術で襲いかかる。
やはり派手な戦があると話が盛り上がるが、相変わらずあまりインパクトを残さないまま死んでいく人あり。
それにしてもラストの呼延灼と史進らの会話は感慨深い。凡人ならこのような葛藤を乗り越えることは難しいだろう。
今回は青蓮寺の出番が少なくてちょっと残念。 -
これまで随所に官軍の一英雄として語られてきた代州の不遇な将軍:呼延灼が、いよいよ本格的に登場。これまで、楊志、秦明、花栄、雷横など数多くの官軍の将が宋という国を見限り、梁山泊入りしてきた。本作品のような英雄列伝はこのように強い仲間が増えていくところに面白みがあるのだろう。かの「DRAGONBALL」でも、天津飯、ピッコロ、べジータなど前シリーズの強敵が次期シリーズの最大の仲間となる点が魅力の一つであった。
呼延灼に関しては第一巻から名前だけ登場しており、北方氏は温めに温めたキャラクターだったのだろう。私を始め、読者は随分と焦らされたものだ。
この呼延灼、北方氏にはかなり大切に扱われているようで、まずは官軍側に立ち、何と梁山泊軍を完膚なきまでに叩きのめしてしまう。しかも梁山泊側指揮官の晁蓋を間一髪のところまで追い詰めるのだ。梁山泊側にとっては初の大敗を喫するのだが、官軍の意思統一の乱れと梁山泊側の策略により官軍を脱し梁山泊入りすることとなる。席次は秦明の次であるから、久々の大物招聘である。
次の官軍からの梁山泊入りは関勝あたりだろうか。作品はいよいよ中盤に入り、ますます面白くなっていく。青蓮寺側も官製叛徒を創作し、叛徒同士の抗争を調略している。これとの絡みも見逃せない。 -
以前から名前だけは語られていた呼延灼が登場する。なかなか颯爽としていてよい。
梁山泊にすかっと勝つし。実に派手な戦い方でいい。
個人的にはむしろ大砲にとりつかれた男、凌振の方が気になった。
マニアックで、性格悪そうで魅力がある。
でも、最後は例によって例の通りで、うーんと思う。
そろそろ人数が多くなりすぎてよくわからなくなって来つつもあるし。
2008/8/29 -
こえんしゃく。セイレンジはしばしおやすみ。