- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461855
感想・レビュー・書評
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2021.11.27
これまでで一番夢中になった巻でした。
推しの李逵もたくさん出てくれたし、味のある仲間も増えた。
続きが楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会人になる前に読みたいと思ってた水滸伝
2月中旬から読み始め、やっと10巻。半分。
失速することなく面白い。
国づくりと会社づくりは似ているのではないかと自分の今の状況に置き換えて感情移入してしまう部分も多く、将来違う環境下で読んだらどんな受け止め方をするんだろうと今からワクワクするな。
とある本の1文に感銘を受け、このアプリ再開します。いつまで続くか分からんけど。。
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ついに“双鞭”呼延灼が出撃する10巻目。
ただ、梁山泊から徐々に人が削られていくのはやはり切なく、更に策を巡らせる青蓮寺に「もう勘弁してくれ」と言いたくなります。 -
水滸伝 濁流の章
190712読了。
今年64冊目今月3冊目。
#読了
#北方謙三
#水滸伝十
一度戦った強敵が共になるという胸熱ジャンプ展開。
血が滾る。
嫌われキャラはとことんクズに描かれている。
歩兵における訓練調練がどういうものか、調練の質が、戦場のどこで差を分けるのかがわかったような気がする。
宋江の魅力、晁蓋の魅力、自分にも響いてくる。
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司馬遼太郎賞
著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家) -
ついに代州から呼延灼将軍が呼び寄せられる。梁山泊に対して一度だけの勝利を義務付けられた呼延灼は見事、帝の期待に応える。梁山泊は、施恩、穆春などを失う。しかし、呼延灼が戦果を帝の使者に報告に出ている間、後方で高見の見物をしていた高救が勝手に代州軍を指揮し、梁山泊の反撃を受ける。
代州から民兵を率いてきた盟友である韓淘、ほうきが梁山泊に加わり、戻った呼延灼も後に続く。
一方、官軍を追われた禁軍師範の徐寧が帳青により救出され梁山泊に加わる。朱富は官軍の掃討に逢い命を落とす。 -
★2009年38冊目読了『水滸伝10 濁流の章』北方謙三著 評価B
体制側の官軍は、遠く国境地域を守る地方軍随一と呼び声高い呼延灼将軍の投入を決め、私兵のような仲間の韓滔、彭きとともに梁山泊を一度だけ鮮やかに敗北させる為に、決戦を挑む。そして、見事に秘策を用いて、完勝する。しかし、戦勝報告に呼延灼将軍が、陣をやむを得ず離れている間に、禁軍から派遣され、高見の見物を決め込んでいた総合指揮官の高俅将軍が、呼延灼将軍の副官、程順に無理やり第二戦を仕掛けさせ、今度は大惨敗を喫してしまう。勿論、戦いを仕掛けさせた高俅将軍はさっさと戦線離脱。知らせを聞いて、急ぎ戻った呼延灼将軍は、残る将兵とともに、、、、、
次々に、死んでいく登場人物と体制側から梁山泊へ寝返っていくひとかどの人物達。目まぐるしく攻守、所を変え、立場を変え、登場人物が変わって男の生き様を語っていく大きな川の流れのような作品だ。まあ、所詮は大衆文学だし、文字の劇画であることには変わりはないのだが、読むのをやめることが出来ない魅力がこの作品にはありますねえ。 -
再読。
次は誰か?を楽しむようになってきた。
ささ、次巻へ。