水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461855

感想・レビュー・書評

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  • なかなかエキサイティングな第10巻。
    ここから怒涛のクライマックスに向かうなんて、あと文庫本9冊もあるんですが苦笑

  • ●1回目 2007.9.7

    官軍:呼延灼将軍vs梁山泊軍:晁蓋の激突

    これで10巻目。
    やばいな、あと9冊しかない。

    ここまでで、水滸伝百八星のほとんどの人物が登場したようだ。


    ●2回目 2015.1.10

    晁蓋率いる梁山泊軍と、呼延灼軍の激突を描く。

    反乱軍である梁山泊が強力になっていくに従い、体制側である宋の方でも、青蓮寺を中心に、腐敗体制を改め、官軍の力がグレードアップしてくる。最後は童貫出陣による決戦だろう。

    そういった全体のシナリオが、だいたい見えて来る巻。

  • 新顔が登場すれば古馴染みのあの人この人が退場していくのもまた必然とはいえ無常。梁山泊の叛乱は「キューバ革命」で宋江がカストロ、晁蓋がゲバラ(解説より)というのはガッテン×3だな。

  • 地方軍のエース・呼延灼と梁山泊軍との一騎討ち!大砲による陽動作戦、奇策・連環馬とかなりの戦巧者ぶり。高球の先走りがなければ、というところまで追い詰められた梁山泊。
    敵であるはずの呼延灼を受け入れた穆弘など将校たちの器の大きさは見事!

  • 初めての負け戦。それでも、みんなが格好良かった!
    高俅は、ずる賢いな。

  • 登場したと思ったら李袞があっけなく。
    武松と李逵のコンビは癒し。

  • 武松・李逵と韓滔・彭玘・呼延灼の掛け合いがなんかほのぼのしてて面白かった。
    そして、その呼延灼との戦いで惨敗。
    しかし、アホの高俅のおかげで「終わりよければすべて良し」という感じに。
    ついに10巻まできたかぁ~~~。

  • 呼延灼将軍登場!

    彼の双鞭と連環馬は原作でも梁山泊を苦しめたが北方水滸伝ではどうなるか?

    そんでもって、そんだけ苦しめた呼延灼は梁山泊に入山する事が出来るのか?

  • 呼延灼将軍がいよいよ登場。
    一度だけなら必ず勝てる、という意味。
    戦の描写に力がこもった。

  • 呼延灼戦。いままで最強の敵将軍ですやん。

    韓滔がいいね!リキと武松とのほのぼのとした感じが特にいいね!

    地味キャラ達がさらっと死んでいくー

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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