ヘヴンリー・ブルー (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463910

感想・レビュー・書評

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  • これも、読むのは何度目か。初めて読んでから、4年になる。
    夏姫の目線から初めて語られる、春妃のこと、歩太のこと。「天使の梯子」で恋人となった慎一のこと。過去と現在、日常を過ごしながら過去に思いを馳せるような、散らばった思い出をひとつひとつ拾い上げるような。
    後書きについている、村山由佳さんの日記が、こういってはなんだけど微笑ましいというか(笑)それどころじゃないよ!と怒られてしまいそうですが、村山由佳さんの著書を高校生の頃から読んでいるものとしては、親近感を持ってしまうのです。

  • 天使の卵のアナザーストーリー。


    同じ時の流れを違う人物の目から見ると、全然違った景色になりますね。

    天使の卵を読んだ時とは、また違ったものが心に残りました。

    天使の卵と読む順番が変わると、印象も変わるかもしれません。

  • なんでこの企画通っちゃったんだろう……

    きれいな本なんですが、ポエム調の構成が好きになれず。なんか安っぽいというか。

    夏姫視点で天使の卵・天使の梯子の再構成+αという感じですが、この隙間を埋めてしまわれたのが残念です。

  • 天使の梯子の続き。内容は薄いけど、あまりの結末だった前作の彼女たちのその後に救いがあって、良かった。

  • 『天使シリーズ』アナザーストーリー。これで完結。
    読みやすかった。
    後半の日記は興味がないので読んでない。

  • 春妃よりも夏姫が好きだけど
    嫉妬と後悔の日々もわからなくもないけど

    なんだか物足りなかったかな。。

    日記エッセイはちょっと面白かったです。

  • 短い

  • エンジェルズエッグのアナザーストーリーっても本作を読んでいる身としては端折りversionにしか感じない。映画も見ちゃってるから更にかな。爽やかな村山由佳だったwww

  • 天使の梯子のあとに読みました。

    まず、文字が大きくて特にぱらぱら読みすすめたわけではないのに30分で読み終わってしまった…
    天使の梯子を読んだ後、思いのほか読後感が良かったので、期待して本作を読んでしまったせいか…物足りなかった。
    ラストは新しい部分だったけど、もう少し読みたかった。

  • よかったです

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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