巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475593

感想・レビュー・書評

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  • 題名通りアマゾンを遡った旅の記録。目的地は大アマゾン河の源流”ミスミ山”。目的地”ミスミ山”への到達は、感動させてくれる。が、私のオススメは、「日本人の行商人に会った話」。とにかく読んで欲しい。



  • 子供の頃からアマゾン川を訪れるのが夢なんだけど、その夢がまた再燃して来たよ。特にペルーのイキトスに行きたい。うん、スペイン語の勉強、もっと頑張るよ。

  • 努力の末の珍道中

  • <河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人…。果たして、最長源流であるミスミ山にたどりつけるのか。波瀾万丈の「旅」を夢見るあなたに贈る爽快ノンフィクション。>

  • 2007/4/10 高野秀行の本を1冊ずつ追っかけてます。というわけで、これはアマゾン川を源流まで遡っていくという内容。高野氏が、原住民が文明(?)化していく過程について「古さより新しさ、長い時間より短い時間が尊ばれる時代」と言っていたのが印象的だった。それと原住民の人が食料が無くて困っているという話について訳を聞くと「散弾銃の弾が買えないから」であり、それまで狩りで使われていた吹き矢は「鉄砲が入ってきたから、やめた」ということだったというのが印象的だった。

  • 高野さん・・・すごすぎます・・・

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著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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