こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説

  • 集英社
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感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087804669

感想・レビュー・書評

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  • 大沢在昌、石田衣良、 今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾という豪華作家陣による競演で、ワクワク度もMAXでしたが、結果的には非常に面白い作品でした!
    どの作品も両さんや派出所のキャラクターをうまく生かした、さすが!と、うなるような作品ばかりで、とても楽しめました。
    娯楽としては最高な作品で、今野敏のように独自の趣味感と合わせた作品もありましたが、各作家の出世作に登場するキャラクターと両さんとの共演が非常に面白かったですね。
    東野圭吾もさすがの両さんの強欲さをうまく活かした内容で痛快でした!
    これは「こち亀」ファンならずとも非常に楽しめる作品なので、読む価値ありの遊び心たっぷりの娯楽作品ですね。

  • 大沢在昌,石田衣良,今野敏,柴田よしき,京極夏彦,逢坂剛,東野圭吾の7人が,「こち亀」の両津勘吉を登場させる短編集。
    もともと両津のキャラクター自体がマンガならではの強烈さがあり,しかも話によって多少変化することもあり,「両津ってそんなだっけ?」という違和感を感じるところもあるが,それでも楽しい。

  • こうゆうコラボ小説おもしろい。
    今野敏のコラボが読みたくて買ったのだが、
    以前よんだ、鮫島の貌にでてたコラボものっていた。
    おなじ「こちかめ」なのだが、作者によって、
    まったくちがう味がでてておもしろい。
    やっぱ、作風ってあるようで、内容は「こち亀」なのだけど、
    その作者の有名な小説が頭にうかんでくる。
    おもしろいなー

  • 全部は読んでません。好きな作家の所だけ読みました。自分の知ってる両さんイメージとかけ離れた描き方をされてる方もいて、自分はあまり楽しめなかったです。

  • 割と好きな作家さんがたくさん書いていて、これはこれでいいんでしょうけど…どれも、イメージする両さんに近いものはないように感じたので(麗子の両津の呼び方から両津の制服以外の恰好まで…)、作家さんが好きで読むのはいいけど、こち亀リスペクト目線から読むと不満が残ります。。。

  • 長寿連載マンガの「こち亀」と日本推理作家協会に所属する人気作家がコラボした短編小説集。
    それぞれの作家のキャラクター(大沢在昌の「新宿鮫」の鮫島や、石田衣良の「IWGPシリーズ」のマコトなど)とこち亀のキャラクターがうまくコラボしていて、こち亀の世界観を損なわずプラスアルファとなっていてよかった。

  • こち亀のキャラと有名ミステリー作家のコラボ。大沢在昌、石田衣良、今野敏、京極夏彦、東野圭吾といった期待を掻き立てるメンツが両津や中川、麗子が登場するショートストーリーを展開。
    大沢先生の話では鮫島が出てきたりして、嬉しい限りで脳内ミックスがはじけますね。
    両津という稀有な存在をいろんな角度から描いていて、両津を軸にして作家の色がとても読み応えがある作品でした。
    愛されてるなぁ、両津。時々入る挿絵が秋元先生のものでなおさらおもしろいや。

  • われらが両津勘吉への、

    瞠目のトリビュート・アンソロジー!!


    きまぐれ図書館のレビューはコチラ
    http://ameblo.jp/kimagure-library/entry-11418285887.html

  • (収録作品)幼な馴染み(大沢在昌)/池袋ー亀有エクスプレス(石田衣良)/キング・タイガー(今野敏)/一杯の賭け蕎麦―花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇す(柴田よしき)/ぬらりひょんの褌(京極夏彦)/決闘、二対三!の巻(逢坂剛)/目指せ乱歩賞!(東野圭吾)

  • こち亀と有名作家のコラボ作品。
    各作家の個性が出ていて、今まで思っていた「両さん」像とはちょっと違っている気もしましたが、、、

    でも、おもしろいものはおもしろいんです。
    京極氏のやつは上手かったですね。
    東野氏にいたってはマンガが目に浮かぶできばえ。
    他の作家でシリーズを読んだことないのも読んでみたくなりました!

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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