こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説

  • 集英社
3.32
  • (28)
  • (93)
  • (190)
  • (23)
  • (8)
本棚登録 : 745
感想 : 149
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087804669

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「いいかえれば、「条件」をつけられたからこそ、推理作家魂を燃やしたのである。誰が、どんな手で、いかなるキャラクターを描くのか。この企画以外では決して生まれえない、贅沢な作品集がここにできあがった。」(あとがきより)

    いやーーー、面白かった!!!
    両さんがこんなに面白く小説で描けるなんて、、、キャラ立ち完璧な原作者ももちろん、その両さんをがっつり捉えている執筆陣も凄すぎる!!
    こんなに豪華なアンソロジーも、贅沢だし、どこを切っても退屈せずに最後まで読ませるなんて、凄い!!

    それでも、★3つなのは、私の期待通り、、だからなのです。
    前評判どーりとっても面白かったのであります。
    長編でも読みたいよー。
    他の著者でも読んでみたい、と思わせてくれる1作なのでありました。
    お腹いっぱい!!

    【2/6読了・初読・市立図書館】

  • 両津はいつ借金返すんだ。

  • こち亀が好きなのではなかったりする(笑
    京極さんが書いていたので手に取ったのだけれど思いのほか良かった。
    みんな両さんが好きなのねvvv

  • こち亀はずっとテレビや漫画でしか読んでいなかったのですが、小説も相変わらず面白くてたくさん笑ってしまいました。
    両津の周りの人は本当にいい人ばかりだなと思います。

  • こち亀はアニメでしか見たことが無いのですが、どの作品もこち亀そのもの。
    各作家さんの両さんへの想いがわかります。
    あっと言う間に読めてしまいました。
    この原作でアニメにして欲しい。

  • 面白くて一気に読み終わりました。
    こち亀はテレビでよく見ていたのですが、テレビと同じく笑えるところは笑えてすごくよかったです。

  • 豪華ミステリ作家陣が書く、読みごたえあるこち亀!
    各作家さんごとの両さんがなかなかに面白く、楽しんで読むことが出来ました。
    こち亀ファンも、各作家さんファンも、読む価値はあると思います。

  • どれも、面白いと思いましたが、この中で1番を選ぶのなら
    『キング・タイガー』今野敏
    でしょうか。

    警視庁を退職したノンキャリだけど警視までいった男が、退職を気に、子供の頃好きだったプラモデルを趣味として始める。偶然に入ったプラモデル屋で完成度の高い戦車のプラモデルが飾られていて、それが忙しい職である警官が作ったと知ると、ライバルむき出しに自分も作り始めるんです。

    そうです、飾られていたプラモデルの製作者は両さんです♪
    きっと、仕事中につくってるんでしょうね~毎日のように新しく出来た作品を飾っていってるんですよね~それに、ますます対抗心を燃やしていき、プラモデル屋でどんどん色んな道具買っていくのが面白くて。なんとなく、そんな気持ちわかる気がしますね~男のロマンです(笑)

  • 少年ジャンプの同名長寿漫画ノベライズ版だ。
    といっても単純なノベライズではなく、大沢在昌、石田衣良、柴田よしき、その他豪華な執筆陣が自身の持ちキャラ(新宿鮫の鮫島、IWGPのマコト、保育園長探偵の花咲などなど)と『こち亀』のキャラクターをコラボレーションさせる遊び心満載の内容だ(あえて持ちキャラを登場させない作家もいる)。
    漫画も何冊か読んだことがあるけれど、比較すると、小説版では主人公両津勘吉の破天荒さがいまいち足りないものが多い。両津が妙に「いい人」で、作者の秋元治に対して遠慮があるのかなぁ。
    でも試みとしては面白いと思う。作家の肩の力を抜いた遊び心が痛快でいい。

  • 感想はブログに。

全149件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×