こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説

著者 : 東野圭吾 京極夏彦 柴田よしき 今野敏 逢坂剛 大沢在昌 石田衣良 秋本治

• 集英社 (2007年5月25日発売)

感想・レビュー・書評

[KOROPPYさんの感想 · 2008年1月17日]

シリーズキャラクターと絡む両さんも面白いし、「こち亀」の世界そのものを描き出している、東野圭吾の作品も楽しい。どれも面白い話ばかり。

[fujiimachさんの感想 · 2007年12月30日]

どの作品も読みやすく、あっという間に読み終えた。安定して面白かったこともあっという間に読み終える要因に。原作者秋本治が描くこち亀をベースに、それぞれの作家が描くこち亀は非常に魅力的。

[ちはるさんの感想 · 2007年11月2日]

なんともおもしろい…両さんと各シリーズ主人公との夢のコラボ!!!好きな作家さんのお話も、読んだことのない方のお話も、どれも活き活きとしていて楽しかったです。両さんとかが出てくるのはどれも同じなのに、どれも全部、微妙に話の感じが違うのがおもしろいなぁって。

[eightonさんの感想 · 2007年10月20日]

元の登場人物を知っているともっと面白いのだろう　それよりもこち亀が読みたくなった

[ガブリーヌさんの感想 · 2007年10月14日]

●第1話:幼な馴染み 大沢在昌　　　『新宿鮫』との競演が実現!なんと、両さんと下町・浅草で出会ってしまったから、さあ、どうなる?
●第2話:池袋⇔亀有エクスプレス 石田衣良　　　夢のコラボ第2弾は人気シリーズIWGPのマコトと競演!池袋へやってきた両さんがひそかに想う女性のために一計を案じ…。
●第3話:キング・タイガー 今野敏　　　マニアも喜ぶネタで両さんを狙い打ち!
●第4話:一杯の賭け蕎麦-　　　花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇す- 柴田よしき　　両さんとの手合わせに応じるのは、あの、保育士探偵!?
●第5話:ぬらりひょんの褌 京極夏彦 　　　思い出の街・中野を訪れた大原部長、大学時代にぼろアパートで遭遇した怪異な事件の記憶がよみがえり…!?
●第6話:決闘、二対三!の巻 逢坂剛　　　日本推理作家協会前理事長が「御茶ノ水警察署」シリーズで両さんワールドに殴りこみ!
●最終話:目指せ乱歩賞! 東野圭吾　　　最後のバトンタッチを受けた直木賞作家が禁断の文壇ネタでオチを飾る!

[山ちゃんさんの感想 · 2007年9月18日]

作家が豪華だ〜。<br>
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大沢先輩が、日本推理小説協会のＴＯＰになったから京極氏も参加ということと（深読みしすぎかな〜？）、“こち亀”というネームバリューでやはり売れたらしい。
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どの人を一人取っても、代表作がゴロゴロ出てくるような作家さんばかりが書いた“こち亀”同人誌みたいな感じｗ<br>
同人誌にしてはレベルは天を付く勢いですがｗｗｗ<br><br>

まぁ、大沢大先輩マニアなんでそれを目当てに買ったのは言うまでもありません。鮫と両さんのコラボ・・・ちょ〜っとかっこよく書きすぎかな〜とも思うが、きっと大先輩にはこういう風に見えるんでしょう。
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柳の下の・・・を狙って二冊目が出ない事を祈ります。これ以上の作家なんて集められやしないんだからｗｗｗ<br>
女性作家ばかりを集めての、少女漫画とのコラボってのは見てみたいな〜ｗ<br>

[はまゆりさんの感想 · 2007年9月17日]

2007-9-？

[かなみさんの感想 · 2007年9月16日]

作家陣のあまりの豪華さに感動して購入。一編ごとが短いのでかなりあっさりした内容だけどどれも個性がでてて面白い！これをきっかけにまだ読んだことない作家さんの作品も読んでみたくなりました。

[riccaさんの感想 · 2007年9月11日]

京極夏彦が読みたくなった。のめり込むのが怖くてまだ手を出せていない。時間ができたら、ね。（いつの話だか…）あとはやっぱり石田衣良と東野圭吾かなー。弟が衣良が面白かったといっていたのでIWGPとうつくしい子ども貸そう。あたしも読み返したい。

[fooさんの感想 · 2007年9月8日]

７人の作家さんがこち亀の両津勘吉と夢の共演を果たしてます。一番おもしろかったのは今野敏さんの「キング・タイガー」かな？プラモデル作りにまつわる話ですが、大の大人が両津を神のように崇めて真剣にプラモ作りに向き合う姿が面白かったです。素直に楽しめる作品でした。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。