「なんかヘンだよね…」 ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間
- 集英社 (2009年9月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087805338
感想・レビュー・書評
-
ご存じホリエモンとひろゆきが、世の中のあれこれ、人生のあれこれについて語り合う対談本。トークばかりなので早く読めるが、要所要所に個人の暮らしに生かせる考え方も満載。再読推奨の1冊。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
毎日同じことができるかわった生活習慣をもっていることが、天才のひとつの要件?なのかな。イチロー選手のカレーとか。
しかし、ホリエモンさんの幼少時代の柔道エピソードに同情。親ってずいぶん身勝手なものなのね。そのおかげで賢さに磨きがかかったのかもしれないけど。 -
かなりの自論を展開しまくりの2人の対談でした。
勉強になるなと思う部分と、それはどうかと思うよ。と、いう部分がありましたが、僕がもっと成長したら、今とは違う感想になっているかも。
2人とも熱いハートを持っているんだけど、特に堀江さんは言葉が悪いというか伝え方に配慮が少しかけるので、それが伝わらない人が多いのかも。
一言で言うと勿体無いです。
後、彼の場合は志と言うよりは野望ですね。
自分で何かをしたいと言う欲求の方が高い気がします。
以下、2人のやりとりで、印象に残ったフレーズ。
西村 社会って基本的に理不尽じゃないですか。〜 中略 〜 実際の社会ってろくに仕事できないやつの方が多い。なのに僕は仕事もできない人たちに会う機会が極端に少ない。
だから、僕が味わってる社会には本当の社会が存在してない。
堀江 いいんじゃないの?別に知らなくて。仕事のできない人に会って何かメリットある?
2人の性格が良く出ています。 -
元ライブドア社長のホリエモンこと堀江氏と、元2ちゃんねる管理人のひろゆきこと西村氏の対談形式で展開されるお話。
とても面白いです。
テーマは格差社会、政治、裁判、税金、メディア、教育、IT、食とオンナとおしゃれとお金、と多岐に渡ります。
一般的によく語られるようなテーマですが、この二人の見解は実にユニークで的を射ていて痛快!
常識に捉われない合理的な判断が二人の聡明さを醸し出しています。
取り扱っている内容は実にアカデミックですが、話している内容はブラックでえげつなかったりも・・・
こんな授業が学校で行われたら、面白く世の中を学べるのに、と感じてしまいました。
以下印象に残ったフレーズ
・経済の面ではキャバ嬢に金を回すのがいい。キャバ嬢がお金を使うサイクルってめちゃくちゃ経済を活気あるものにするじゃない。ホストにかけるか、バッグ買うか服買うか。あとは旅行いくみたいな。
・増税は金持ちが金を多く払って公共サービスを充実させ、お金のない人が得をするのに、お金のない人に限って文句を言う。全体を見えない人が全体を指摘するのはよくない。
・麻原彰晃って人には何千人という兵隊を作る能力があったわけですよね。あれ戦国武将だったら結構有名になっていたと思うんですよ。
・任天堂のWiiは売れたけど、ソニーのプレステ3は進みすぎてなかなか火がつかない。
etc
ここには書けないような話も盛りだくさんです。
かなりお勧めの一冊ですので、是非。 -
中古で購入、2時間で読破。誰もが自然と当たり前と思っていることを二人がつっこんでいく姿はおもしろい。
-
前々から気になっていた本だったが、ようやく読むことができた。
独特の考えにはついていけない部分もあれば「なるほど!」と思わず納得する部分も多々あった。
なんか今の日本に必要なものが見えてきそうな・・・気がする。あくまでも(私の脳味噌程度では)気がするだけだが。 -
この二人の対談の雰囲気が面白くて好きだ。
二人とも頭いいんだろうけど、言いたいことは言うタイプだから、たぶん色んな人から反感買うタイプなんだろうなって思う。
自分もそういうタイプだから、結構好き。
難しい話は私は頭が悪いからあんまりわからないけど、この二人の人間性だけで面白くて読める。
ちょっと自分と似てるような所もあったから、なおさら(まあ足元にも及ばないんだけどね)。
ひろゆきは現実的でドライな子ども。
ホリエモンは真面目でちょっと損してる悪くはない人。
私は二人とも常識人だと思うよ。
私的に、ホリエモンの誕生日と、血液型と、異性に求めるものは「匂い」、今食べたい物が美味しい物、って考え方が全く一緒でちょっと運命感じてきたよ(笑)。 -
は?なにそれ。おかしくね?って制度や社会を堀江、ひろゆきの2人が対談形式で切りまくる。
役に立つとか、ためになるとか、そんなことは一切なくて、スカッとした読後感とほんのちょっぴりの危機感が抱けます。
アクが強いので人を選びますが、まあほどほどにw -
二人がいろいろ言いたいこと喋ってます。
それぞれの特殊な立場からのものの解釈考え方が面白いです。
ちなみにこの本の一番の見所はひろゆきの話の着地のさせ方だと思ってます。
相手を論破するでなく自分の意見を曲げるでもなくうまく結論に持っていく技術は、あれはすごいものです。