運をつかむ技術: 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882644

感想・レビュー・書評

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  • とてもシンプルです。
    「明るく、楽しく、元気よく」

    チャレンジ精神で。
    失敗したって命まで取られない。

    元気が出た。
    明日からまたがんばろうっと。

  • 経営者ってこういう方多いなー!
    前向き、そして爆進な一冊。

  • 20130329 実体験に基づく話しなので説得力がある。チャレンジする事。一生懸命である事。単純だが続けるのが難しい。

  • 運をつかむ技術
    秀インターナショナルサービス
    Highest international standards(
    世界最高水準)
    藤沢武夫、井深大、リー・クアンユー
    豊か過ぎる、今より悪くなりたくない、無駄な挑戦はしない、力はあるのに挑戦しない。
    製品としての概念や設計図、組み立てのやり方に関しては欧米の先進国が考え、作るのは人件費の安いアジア。
    アップルはアメリカの会社だが、組み立てを受注してるのは台湾、実際に組み立てるのは中国人労働者。
    日本のメーカーはこうした変化のスピードと激しさに気づくのが少し遅かった。常に変化しているから、変わり続けなければいけない。大企業はバブル時の成功体験から抜け出せない。
    iモードでmailしてたdocomoが一瞬でひっくり返った。音楽はネットで買う、携帯からボタンをなくす。ゲームはスマホで楽しむ。新しい考え、挑戦があったから独り占め。
    ソニー、パナソニック、任天堂も仕掛ける側に回れば。
    これから変化のスピードが速まって行く世界を生きてく若者には大チャンス。立った数年で大勝利を収められるかもしれない。
    失敗を乗り越えられる人、新たなヒントを見出せる人。
    明るく楽しく元気でいる。
    人生の90%以上は運に左右されてる。波動、気、バランス。
    運が良い人というのはたいだいがプラス思考の人、元気な人が多い。つまり良い気を出している。すると人がよってきて、色々なものやチャンスを与えてくれる。当人や事情を知らない周りの人はツイていると思いがちだが、実際は必然なのだ。
    手っ取り早く気を高めるには運の良い人や会社と付き合うこと。
    運がないときは逆らわずムリせず身を潜めてひたすら時がすぎるのを待つ。
    自分で動く、自分で感じに行く。

  • 一生懸命勉強しながら、いろいろ自分で体験してみる。リアルとバーチャルの融合。自社の状態がよくない時こそチャレンジの割合をあげる。答えは現場にしかない。18年赤字だった会社の社員の自信のなさ。夢を与えるテーマパークの社員なのか。起業でなく会社員であるメリットを生かす方法もある。ワクワク読めるヒント溢れる面白い本だった。

  • 「運」というものに焦点を当てているタイトルだったので読みました。
    自分にとっては可もなく、不可もなく、といった内容でした。
    運について、もう少し具体的な言及があると、もっとよかったです。

  • 格安旅行会社を興した澤田氏が、赤字で苦しんでいる「長崎ハウステンボス」を1年間で黒字化した秘密を、本人がまとめて書かれた本です。

    HISで成功していた澤田氏のもとへ、三顧の礼を尽くされた結果、三度目に経営を引き継ぐことを決断して、1年間でそこで働く人の意識を変えさせて、黒字化へ持っていたことは素晴らしいです。

    遠くから指示をだすのではなく、自ら長崎へ移り住んで(ホテル住まい)現場で指揮を執ったようです。彼のとった戦術や戦略には、わたしのようなビジネスマンにとっても大いに役立つところがありました。

    私に最も印象に残ったメッセージは、「石の上にも3年という言葉には続きがある、もし3年必死に頑張っても芽が出なかったら、もう一度よく考えて、きれいさっぱり諦めることも視野にいれる(p210)」ということでした。

    一度決めたことは、時間(多分、お金も)と情熱をかけて、3年間は頑張りたいというメッセージは強烈でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・ことあるごとに社員に言ったことは、「失敗は恥ではない、本当は不安で自信がなくても、嘘でもいいから、自分を信じて自信をもって仕事をしよう、そして嘘でもいいから明るくしよう」ということ(p21)

    ・企業経営にあって政治に欠けているのは、「いつまでに何をするのか、いつまでにどう変わるか」という、理念プラス時間の概念(p23)

    ・ハウステンボスでやった改革により、私(澤田会長)も含め、日本人客も、お店の経営者も、ホテルのマネージャもみな満足する、誰も損しない、だからうまくいった、これが私のビジネスの基本ルールとなった(p43)

    ・スカイマークエアラインズは、初飛行の前日の夕方になるまで、正式な事業認可が下りていなかった、羽田発福岡行が1998.9.19に飛んだ、台風はそれてくれて初飛行ができた(p62)

    ・ハウステンボスが抱えてきた負債の8割を金融機関は放棄してくれた、残りは100%減資するさいに、新たに九州財界5社から出資してもらったお金を使って返済した(p73)

    ・まずい食い物には1円も払いたくない、しかし経験したことのない美味しさであれば、ある程度払っても十分納得がいく、テーマパークもそれと似ている(p81)

    ・経費を削れない部署は、「1.2倍速く動く」ことを従業員に求めた(p83)

    ・テーマパークの旬は、何もしなければ5年が限度、その間に次の投資ができる収支構造を作らなければ、あとは価値が下がる一方(p91)

    ・カジノ特区を申請したが受け入れられなかった、究極的には刑法やその他を改正ししなければ日本では無理、なのでオーシャンローズ号(長崎ー上海)にカジノ設備を作って開始した(p101)

    ・失敗することは悪いことでは無い、むしろ後から振り返れば、以前に失敗したからこそ、そこで得られた経験を活かして大きな成功をおさめられたという構造になっていることが大半(p111)

    ・失敗を乗り越えられる人、失敗から新たなヒントを見いだせる人は、決して元気を失わない(p113)

    ・好きだ、やってみたいということと、向いている、素養がある、というのは、悲しいことだが必ずしも一致しない、それに気づくことは、ひとつの重要な通過点である(p119)

    ・お客様の満足度は上がっていたかどうか、法(人倫)に触れていないか、この2点さえ守ればチャレンジは全部勉強になる(p128)

    ・ひとまず、やれる・やれないという判断はおいておき、心からそうなる、そうしたいと思うことができれば実現に近づく(p130)

    ・夢や目標がシンプルにすると、少なくとも殆どの人が理解できるようになる、実現や達成にはいろいろ問題はあると思われても、少なくともゴール地点を頭に描いてもらうことはできるはず(p131)

    ・乗っている人は「よい気」を出している、表情に着目、明るさを感じられる人、表情が豊かな人からは、たいがい良い気が出ている(p153)

    ・もっとも手っ取り早く気を高め、運を上げるには、良い気の出ている、あるいは運のいい人や会社と付き合うこと(p159)

    ・大企業、歴史ある企業が生き残るのではない、時代の変化についていける企業が生き残る、変化に柔軟に対応できる体制がなければ、どんな大会社でもつぶれる(p186)

    ・人間には、自分で見ようと思わないものは見えない(p194)

    ・やりたいことをしっかり研究し、情熱と軍資金を蓄えて、少なくとも3年続ける覚悟で取り組んでほしい、勉強でも同じ、決めたら3年頑張る、あるいは3年頑張る覚悟があるかどうかを自問自答してクリアできたら取り組む(p212)

    2013年2月17日作成

  • ポジティブ。
    自ら体験。
    失敗を恐れない。
    この本で著者が言われている事は、起業する人だけでなく、すべての日本人に当てはまるかもしれない。

    13/02/16-21

  • このひとはほんとにすごいひとだとおもうよ。マジで(´ー`)

  • 昔のハウステンボス  明るくない 目標がない 挑戦、夢がなかつた。
          航海しようとする時に水と食料の事ばかり心配   ほんとは船の目的地がないのでは ?


    ハウステンボスの再建に当たって、社員に訴えた事
    1 明るく振舞へ。明るく挨拶。
    2 毎日掃除
    3 売上 2割アップ  経費2割削減  能率2割アップ 黒字になつたらボーナスを弾む

    大変明解

    明るく前向きな人には、良い人がやって来る。チャンスがやってくる。
    失敗を恐れるな、。何事も体験、行動しなければ何も得られない。

    新年のスピーチの種に使へた。

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