運をつかむ技術: 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密
- 小学館 (2012年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882644
感想・レビュー・書評
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第4章の運をコントロールする
が大変興味深かったです。
もちろんビジネス書?というか自叙伝なので、ビジネスに関する考え方がほとんどだと思うのですが、人生の面で見てもぜひ見習いたいと思うことが書いてあった!
これを読んでみようと思ったのが、今年ハウステンボスに行って売店でこの著書が販売されていて、気になったのがきっかけ。でも、なるほどな~こうしてハウステンボスが黒字化されていったんだというのと、今までの著者のことが書いてある。初めての起業とか・・・。
これは日ごろ心がけているのですが、忘れてしまいそうなことがこの著書に書いてあって・・・
「言霊という言葉がある。言葉には魂が宿っているのだが、これはネガティブなものに当てはまる。悪い言霊は強い毒気を持っていて、自分だけでなく周囲の人の運気も落とす」
その通り、なので、あまりネガティブ発言ばかりしているとよくないなと、人生前向きに??笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・ドイツ留学中に、日本人向けツアーを組んで、月100〜200万儲けた。
・みんながハッピーになれる仕事をする。
・失敗を恐れず、チャレンジしよう。
・失敗やピンチを楽しもう。
・人と同じことをしていてはいけない。
・起業したら3年は頑張れ。
・3年経っても結果が出なければ、ビジネスモデルが悪いのかも?
止める勇気も必要。
・陰と陽のバランス -
チャレンジすること、変わること、前向きにしてくれる一冊。
もしかしたら、これ、煮詰まってる女性こそ読んだ方がいいかも。物の捉え方、男性への見方とか、子育てとか、変わるような気がする。 -
HISの創業者であり、スカイマーク、HIS証券を経て現在ハウステンボスの再生を手掛け澤田氏の著書。挑戦すること失敗の意義、そこに向かうメンタリティなど数々の挑戦をし、熱く生きてきた澤田氏ならではの言葉が心に響いてきます。
『過去の自分を裏切る』(乗り越える)ことなど示唆にとみます。
そして、やはら澤田氏にとって『旅』が原点であり、その素晴らしさを感じさせる良書。 -
澤田秀雄さん。H.I.S.を興し、スカイマークを興し、現在長崎県のテーマパークハウステンボスの社長をなさっている起業家である。ずいぶん前に、テレビ番組で見たときに面白そうな方だな~とは思っていたけれど、この本には本当に圧倒させられた。数々の名言が記されていると思う。個人的にバイブルとして保存しておきたいレベル。澤田さん個人の信条などにも多く共感させられた。例を挙げると、「チャレンジするかしないかの判断基準は、命にかかわらないか?と法に触れないか?であるという。この基準に引っかからなければ、思いついたことは挑戦する。なぜならば、失敗しても半身もぎ取られるわけではなく、やり直せばいいし、それでもダメならやめればいい。」からだそうだ。本当にその通りだと思う。さらに澤田さんの素晴らしい所は、「失敗し迷惑をかけたならば、誠意をもって謝ればいい」と述べているところだ。大人世代からいろいろな社会の不安を投げかけられる身としては、とても勇気づけられる本だった。澤田さんは現在も今までも、かなり広い視点を持っていると強く感じる。おそらく、大学をドイツで過ごし、彼自身旅行が好きだからであろう。本の中でのキーワードは「運」「元気」「挑戦」といったところだろうか?なかなかこんなにワクワクしながら読める本は少ないと思う。起業家を目指す学生へのメッセージもあるので、是非若い人に読んでもらいたい。これから先、この本のあらゆる言葉に勇気づけられ、挑戦する力をもらうと思う。大学入学前にこの本に出会えてよかった。
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ハウステンボス1年で再建した HISの現会長の筆者が、これまでの生き方や今後の生き方についてまとめた本。
生き方はとてもシンプルで、日本という狭い国にいると外国との比較ができなくて、自信がなくなってしまう。けれど、命を取られなければ何度でも失敗を肥やしにして、次にチャレンジすればよいと言う考え方に共感できた。
また同じ人だけでいるとどうしても組織がおかしくなること、敢えて異分子を入れることで正常化することや、波動を感じて、時には待ったり、逆に出て行ったりすることなどがある。そして、勝ち癖をつけて元気にすることが一番大切だと感じた。
機会あれば、また読んでみたい。 -
失敗から学ぶこと、チャレンジすること、アイデアの大切さを記してある。勇気をいただける一冊かと思います。
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赤字続きのハウステンボスの社長に就任し、「ディズニーランドを必ず追い抜くこと」を本気で目標設定。リーダーの役目はこの船がどこに向かって進むのかを宣言すること。チャレンジ・一生懸命・価値創出を社員に繰り返し説き続け、意識変革を行い黒字化実現。心からそうなる。心からそうしたいと思い最後まで信じきれば目標は実現する。元気でいることは、それだけで価値があるという一方で、得意淡然・失意泰然を説く。
リーダーの使命とチームワークの大切さを説く面白く読みやすい一冊。人間力がある魅力的なリーダー像が印象的。