- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094064872
感想・レビュー・書評
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やっと読めた…途中何度挫折しかけたか…
事実と小説と行ったり来たりするし、時系列も途中ごちゃごちゃし始め
細かく詰め込んでくる感じが、自分には合わなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルの鳩の意味がようやく分かって来て、上巻よりはスピードアップして読めた。
ただ最後まで主人公の津田を好きになれず、会話にイライラしっぱなし。いらない(と思われる)描写が多くて本当に読みづらい。
唯一、加奈子先輩の存在がスカッとした。沼本店員のキャラも好きだけど。
それも含めて映画を観るともう少し理解できるかなぁ… -
鳩とは隠喩である。その意味を探るべく、読者は冗長とも言える作者の創り上げた「小説家」の描写に付き合わされていく。ある種の劇中劇だ。中途で読むのを止めるのは自由だ。しかし、それで本当にいいのだろうか、と迷いながら、結局はクライマックスまでたどり着く。この夏、映画館では本作の予告編が流れていた。読み始めたところだったのに……。主人公の津田伸一が、いつの間にか藤原竜也と入れ替わってしまい、まあ、それも悪くはないかと半ば諦めて読み進めた。結果、正解だった。しかし疲れたので、しばらくは小説でないものを読もうかと考えている。
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不思議な小説だった。
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買ってから相当熟成させちゃったけど、読み始めたら面白かった。展開が読めないにも程があるお話。そして不明なままの点もあるにはあるけど一応スッキリ解決はしている。こういう小説は初めてだったなぁ。
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あるとき、新聞か何かでたまたま著者のエッセイを読んで、軽妙な文に興味を持ちいつか小説を読もうと思っていたのだが、ようやく代表作を。
これといってストーリーも構成もないようにみえ、どことなく人を食った内容が上下2冊延々つづく。通読したいという熱意も持てないのに、なぜか心地よくてずっと読み続けたくなる、本当に不思議な小説。仕事のことで頭が一杯になりがちなこの時期、現実逃避にぴったりであった。 -
2019.03.08~04.05
ただただ、面白かったの一言。やっぱりこの人の作品、好きだ。 -
偽札事件の真相に迫る。
時間をかけめぐる物語で面白かった! -
映画化されているのか!
見てみたい、札をすべてチェックしたら良かったのに
もったいない