葬送のフリーレン (1) (少年サンデーコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098501809

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物の表情とか回想が繊細で優しくて、とても好きです。フェルン可愛い……♡

  • こんなに物語の骨格が分かりやすく、なおかつ示唆に富むキラーワード続出の第一話ある!?っていうぐらいの、すごい始まり。

    「魔王を倒したからといって 終わりじゃない。
    この先の人生のほうが長いんだ。」

    僧侶ハイターの「それでは、お先に。」もグッとくる。

    そして最後のドワーフのこのセリフで、改めて老いることが一つのテーマなんだな、少年誌なのに、とダメ押しされる。
    「人生ってのは 衰えてからのほうが 案外ながいもんさ。」

    これからが楽しみでしかない始まり。

    第二話以降も、少し鈍感なフリーレンが勇者や周りの人間たちの温かさに触れていく過程がとてもよい。

  • 人気作品ということでまず1巻目を読んでみた。

    なんだこれ?!設定、というか着眼点がかなり新しい。

    物語の基盤はドラクエのようなクエストモノ&長尺&パーティ系のやつ。さしづめドラクエⅣの第6章という感じ。
    ただし主人公はまさかの魔法使い、クリフトじゃなくてエルフの。そしてクリアして50年後の世界。

    冒険の書をマンガで見てるようだ。目的も見たことないし、かなり興味は高い。おちゃらけてるようで真面目なところも良い。

    1巻は物語が淡々と進んでる印象が強いが、どういう展開になるかがまったく想像できないことで先が気になる。

    タイトルはかなり秀逸だなと感じる。この熟語は知らなかったし、1巻目を読んでもよく付けたなと驚くばかり。

    強いて言うなら、キャラクターにあまり魅力がないけど、あんまし重視される点ではないかも。

    ドラクエをやった人にはかなりハマるだろう作品。わたしはⅣ好きでハマった

  • 設定が新しい。
    人生が短いという事を教えてくれる。
    フリーレンが冷静な分、冷酷に見えることがある。

  • 価値観の違いがよくわかる。良い漫画

  • エルフであるフリーレンは、人間である仲間達は自分の様には長生きできない。その定めを知りながら、フリーレンは生きていく。強がりの裏には、寂しさを感じる。
     フリーレンは、実は繊細なエルフであると私は思う。

  • 勇者たちが魔王を倒した後の後日譚。その時パーティーにいたエルフが、80年経ち、再び旅に出る。
    人々が助け合い暮らしている、なんとも言えず優しい世界。
    人の記憶や記録の愛おしいこと、
    人の感情の豊かなこと、(対照的に、人を思い通り操るためだけに魔族が「お父さん、お母さん」という言葉を吐く)
    互いに優しくあること、
    素敵なものに囲まれたファンタジーです。

  • あたたかくて、しみじみといい漫画だなあ。今までになかった新しい時代の漫画のような気がする。

  • RPGゲームが好きなので、冒険が終わったあとの世界とか登場人物たちのその後とかを考えたりします。そこを逆にしたような設定のこの作品は、めちゃくちゃ楽しめました! 前の冒険やパーティーがどんなだったのかがちょっとずつ開示されつつ、新しい冒険も進むという… 美味しい本ですね!
    私はTwitterの無料公開を読んで翌日本屋に走りました。

  • 勇者が仲間たちと旅をする という話しはよくあります。これは 人間である勇者たちが死んで 人間じゃなかったフリーレンが 年も取らず 死んでいった仲間たちから これを頼むと弟子を預けられたりして旅をする
    という話しです。なんか 目の前にいて困っている弟子を 後ろから支えて真実をみる。ホンワカとした物語です。

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著者プロフィール

2009年、『クラスシフト』が週刊少年サンデーの「まんがカレッジ」で入選する。その他作品に、『名無しは一体誰でしょう?』『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』がある。20年、週刊少年サンデーにて作画のアベツカサとタッグを組み、『葬送のフリーレン』の連載を開始。同作は「マンガ大賞2021」の大賞を受賞し、大ヒット。23年にアニメ化を果たした。

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