- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101314716
感想・レビュー・書評
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東国原英夫と言う名前には色んな人生が乗っかってるんだな。
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いつか自分も同じ旅をするのだろうとおもった。
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そのまんま東さんが、書いた自伝。
自伝なのである程度誇張されているところもあるのだろうけど、
よく書けている。
文章がうまい。作家の才能もあるのだろう。
今後の日本のリーダーとして期待したい。 -
とてもおもしろかったです。どうしよう、いうことが無いくらい、感慨深いんです。
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まず、人間のいやらしさや、生々しさを感じた。自伝的な小説なだけに、一層、東国原氏の父親の存在感が生々しい。
子供ながらに、その父の姿に、恐怖し、軽蔑し、、それでいて血のつながる家族を捨てきれずに慕う気持ちも抱いていた少年。それは混沌としたもので、矛盾した感情。
そういった子供の頃の頭ではなく、心で感じ取っていた人間模様が素晴らしく表現されていると思った。
自身の壮絶な幼少期を十二分に振り絞った感のある、自伝的小説なだけに、濃度がとても濃かった。 -
「多くを所有するな、持てば持つほどもっと持ちたくなる。そんで、最後は失くさなければならないぞ」
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東国原知事の少年時代を、事件に巻き込まれて謹慎していた時期に回想し、自身の原点を辿っていくお話。予想以上に波乱万丈。
ビートタケシ殺人事件なんかとは比べ物にならないくらい読みやすく、面白かった。 -
人は笑いたいんよ。生きていると、悲しいことばっかりやからね。つらいことばかりやからね。みんな笑いたいんよ。じゃけん、俺は人を笑わせてあげたいんよ。じゃけん、人が笑ってくれるんやったら、こげんな身体でもひとつも悲しいことなかよ。
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自伝的小説、と背表紙に書いてあったが、微妙。あまりにも少年時代の回顧の描写がディテールすぎて、ホントにこれって東国原さんが自分の体験を思い出して書いたの?って思ってしまう。それは、文章自体がとても読みやすく、表現が比喩に富んでいて、感情をゆさぶられるような内容だったこともある。うがった見方をすると映画化を見越して、ドラマチックに脚色しているんじゃないの??と思える。
全く無名の新人が書いたのであれば天晴れと賞賛されるのではないかな。 -
4月26日読了。
今をときめく東国原知事の自伝。幼いころの母親との思い出が書かれている。
買うときに油断していたが、実はこの本は平成13年の作品。知事になった後の本ではなく、そのまんま東時代に書かれたもの。
複雑な家庭事情だったことは分かったが、それでどうなの、というのが正直な感想。かなり残念。