- Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101490052
感想・レビュー・書評
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完全に駄作。夢野久作をリスペクトしているようで、「ドグラ・マグラ」のうわべだけをさらっているだけ。なぜか乱歩っぽいところもあるし。悪い意味でとても軽いホラーでした。
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気持ち悪かったー。
起きている状況をリアルに想像すると相当な気色悪さなのに、出てくる人達が滑稽だったりして、なんとも不思議な読後感。
小学生くらいの頃に江戸川乱歩を読んだ時と似たような感じ。
ただ、ほかの作品と同じで、粘っこくないんだよな。 -
SFホラーなんだろうけど、カジシンさん詰め込みすぎ。他作品の推理、怪奇、SFの要素を無理なく少しでも盛り込もうとの努力は分りますが、結局はしらけさせる部分あり。特にラスト付近のパラレルワールドに至ってはぶち壊しの苦笑しかない。大筋の展開はホラー映画の定番に近いのでキャラの問題になるが、人命に対して無感動に近くなってるし・・楽しんだのは作者だけかも(笑)
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タイトルからも分かるように、夢野久作の小説のオマージュです。
夢野久作作品を読んでいる途中で3度も寝落ちして、結局最後まで読めていないわたしが、オマージュを読む…(汗)
書き出しと、オノマトペと、病院という設定と…。
まあ、ちらほら夢野の影がうかがえます。
でも内容は、SF??ホラー??
ストーリーや趣旨は、夢野とは違いますよね…。
怖いというより、気色悪かったです。
とりあえず、得体の知れない触手系ばけもの、超能力者ネタなどが苦手な方は避けた方が無難かも…。
わたしは上記の触手系、超能力者ネタはあんまり好みじゃないので、なんとも…。
それに、登場人物がごちゃごちゃしすぎて、最後は誰が誰だか分からないし、もう誰がどんなだなんてどうでもよくなっちゃって…。
暇つぶしにはいいと思います。 -
幽霊がでてきたり、マッドサイエンティストと
ヌルヌルクリーチャーのホラー・オカルト?
謎の組織と不気味な男たちはサスペンス?
次元の違う世界とパラレルワールド、超能力を持つ老婆
のSF味付け。
年上の女性への淡い恋心、あの人とこの人の過去の関係
シリアス・ドタバタ・コミカルなやり取りの二人の男女
認知症の人々のドラマを交えて、たくさんの人が
非業の死を遂げる。けど、グロくなく、特に怖くなく
あまり悲しくもない。ごちゃ混ぜ娯楽作。
ただ、ショロホスクという名前(地名)と
最終盤現れるもう一つのショロホスク体の名前(おしい?)
それにオチを読み終わると、
私たちが見ていた世界が何だったのかなんだか分かる。
(小説だから当然といえば当然)
とりあえずタイトルの元になった「ドグラ・マグラ」を読む。 -
夢野久作とラヴクラフトになんと
あんな共通点が!!!! -
触手のおぞましいバケモノが看護婦を深夜の病棟で襲う話…かと思いきや、パラレルワールド的なSF要素も。
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とにかくショロホフスク体が気持ち悪すぎる。